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ビバリウム Adoと私
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2026/02/26 |
| JAN | 9784048976602 |
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ビバリウム Adoと私
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商品レビュー
4.5
10件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ビバリウム Adoと私を読了。 閉ざされた空間――それは逃避の象徴であると同時に、創造の揺籃でもあったのだと、本書は静かに、しかし確かな熱をもって語りかけてくる。小松成美の筆致は、単なる成功譚へと安易に流れることを拒み、Adoという存在の内奥にある、言葉にし難い痛みと孤独、そして自己否定の連鎖を丹念に掬い上げていく。 とりわけ印象的なのは、「ビバリウム」というタイトルに託された寓意である。クローゼットという極小の空間に身を潜め、声だけを世界へと解き放っていた日々。その閉じられた箱庭は、外界から隔絶された逃げ場でありながら、同時に自己を育み、表現を研ぎ澄ますための濃密な実験場でもあった。光の届かぬ場所で育まれた感情が、やがて圧倒的な歌声となって世界を震わせる――その軌跡は、単なる「成功」の一語では到底言い表せない深みを持っている。 本書が優れているのは、輝かしい現在から過去を美化するのではなく、むしろ過去の痛みを痛みのままに提示している点にある。読者は、華やかな舞台の裏側にある不安や葛藤に触れることで、表現とは何か、生きるとは何かという根源的な問いへと導かれるだろう。そして、その問いに対する明確な答えが提示されないからこそ、読む者の内側に長く余韻として残り続ける。 それでもなお、この作品がポジティブな読後感を湛えているのは、暗闇の中に確かな「選択」と「意志」が存在していたことが伝わってくるからだ。閉じた世界に留まり続けるのではなく、そこから声を発し続けたこと。その小さな営みの積み重ねが、やがて世界と接続する回路となったという事実は、どこまでも静かで、しかし力強い希望として胸に迫る。 これは、誰かの成功を称揚する物語ではない。むしろ、誰しもが抱えうる弱さと向き合いながら、それでもなお表現しようとする人間の姿を描いた記録である。だからこそ本書は、特定のファン層にとどまらず、「何かを表現したい」と願うすべての人にとって、深く、そして長く心に残る一冊となるだろう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
いまや世界的アーティストとなったAdo。自伝的小説だけど、ほぼほぼノンフィクションだと思う。あまりに生々しい告白であり、人間くささと覚悟を感じる一冊だった。ボカロにハマり、クローゼットの中で録音した「歌ってみた動画」をアップロードする日々。そこから脱却したのではなく、しっかりと今も延長上にいることがわかった。格好良いよ。 Adoという名前は狂言の脇役を表す言葉「アド」に由来しているらしい。もうすっかり僕の人生の脇役となり、最高の歌声を届けてくれている。 内容は、Ado自らが語った半生をもとに、作家・小松成美さん3年に及ぶ取材を重ね書き下ろしたもの。衝撃を受けたボカロとの出会い、アーティストでもアイドルでもなく「歌い手」を選んだ理由。そこには必然性があったように感じる。 家族に溺愛されたがゆえに、周りと「普通」がちがい馴染めめず、不登校となった学生時代。教師やアクターズスクールの先生からの心無い言葉に傷つく日々。しだいに仲が悪くなる両親。誰からも理解されずに苦しむ感情は、その時のまま、真空パックされて歌声として届いている。 本当に所属事務所のクラウドナインCEO・千木良さんと出会ってくれてよかったと思った。千木良さんの何があってもAdoの歌声を信じる姿勢にグッとくる。徹底的にAdoのやりたいことに寄り添い、気持ちよく歌ってもらうことに全力を尽くす。仕事とはいえなかなかできることじゃない。
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Adoちゃんのこれまでについてが詳細に書かれていた。この本を作るのには、相当の覚悟が必要だったとおもうけれど、Adoちゃんのことが今まで以上に知ることができ、今後も応援し続けて行きたいと感じた。
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