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新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか 講談社現代新書2798
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新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか 講談社現代新書2798

川北省吾(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2025/12/25
JAN 9784065421925

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商品レビュー

4.3

93件のお客様レビュー

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2026/06/17

現代社会が概観できる良い本でした。 アメリカロシア中国の立ち回りの話は既知のものでしたが、ここにBRICSが入ると見え方が変わって面白かったです。 ウクライナロシア戦争やアメリカイラン戦争を当たり前に世界全体の問題だと捉えていましたが、これもある種ポジショントークなんですね。 考...

現代社会が概観できる良い本でした。 アメリカロシア中国の立ち回りの話は既知のものでしたが、ここにBRICSが入ると見え方が変わって面白かったです。 ウクライナロシア戦争やアメリカイラン戦争を当たり前に世界全体の問題だと捉えていましたが、これもある種ポジショントークなんですね。 考えてみれば腑に落ちるところもあって、目の前の家族が餓死するかどうかのときに、見えないところで起きてる出来事なんて気にしてられないです。 あるところでは戦争が起きてきて、あるところでは日々の食事すらままならない状況がある。 そして、世界の中心で語られるテーマは戦争である。 何も言える立場にないですが、人類はまだまだ歪だなあと思いました。 またひとつ、自分のバイアスを知ることができました。

Posted by ブクログ

2026/06/16

2回通読。アメリカ、ロシア、中国を中心に、ストロングマンと言われる指導者が次々と出現している背景を掘り下げられている。大国による失地回復の時代、彼らの行動原理を紐解き、そこから出てきたトレンドラインを理解することがこれからの世界情勢を理解するのに助けになってくれることを期待したい...

2回通読。アメリカ、ロシア、中国を中心に、ストロングマンと言われる指導者が次々と出現している背景を掘り下げられている。大国による失地回復の時代、彼らの行動原理を紐解き、そこから出てきたトレンドラインを理解することがこれからの世界情勢を理解するのに助けになってくれることを期待したい。

Posted by ブクログ

2026/06/11

現代、世界で起こっていることを解説する際、その歴史的背景をひもとくのが通例である。本書もその種の世界で今起こっていることを取り上げ、解説するもので、それをあえて『新書現代史 なぜ力こそ正義はよみがえったのか』という書名を据えたことに著者のこだわり替えかが得る。書名だけを見て、本書...

現代、世界で起こっていることを解説する際、その歴史的背景をひもとくのが通例である。本書もその種の世界で今起こっていることを取り上げ、解説するもので、それをあえて『新書現代史 なぜ力こそ正義はよみがえったのか』という書名を据えたことに著者のこだわり替えかが得る。書名だけを見て、本書を歴史書として読むことは、著者は推奨しないと思う。あくまで、現代世界で起こっていることを解説・論評したもので、その歴史的背景を踏まえて読むべしとすのが、著者の思いと推察する。 取り上げられたテーマは多岐にわたる。 最も重視される問題意識は、冒頭の「アフガンとイラクの「二つの戦争」は2世紀のベトナムだった。行き詰まり、泥沼化していたにもかかわらず、虚偽の発表がまかり通り、“不都合な真実”は隠蔽され、莫大な要員と予算が投入され続けた」として、「壮犬な失敗と言うしかない。「唯一の超大国」の重荷に耐えかね、オバマが「世界の警察官ではない」と宣言した背景には、9・11以降の過剰な対外介入による国力の消耗が影を落としていた。」(33p)と、その後に続く、「ソ連崩壊から四半世紀の「無敵の超大国」の軌跡は、「驕れる人も久しからず」を地で行く展開だった。ロシアと中国の挑戦は、そんな超大国の揺らぎとともに始まった。長い雌伏の時を経て反転攻勢に転じ、日米欧に牙をむく。その急先鋒が現代ロシアの「皇帝」ウラジーミル・ ブーチンだった。」(60p)に示される。  ロシア・ウクライナ紛争については、 「プーチンはロシア帝国の初代皇帝ピョートル1世に自らを重ね合わせる。西洋に憧れ、 そして憎んだ大帝と同じように、覇者アメリカに手を差し伸べ、袖にされ、次第に遺恨を募らせてゆく。14年3月にウクライナ南部のクリミア半島を併合した1週間後、アメリカ大統領のバラク・オバマは「ロシアは近隣諸国を脅かしている地域大国」と一蹴した。「世界の大国」を自負していたプーチンは「無礼千万」と激怒する。8年後のウクライナ侵攻に至る序曲は、この時から始まったとみることも可能だろう。 復讐心に突き動かされたプーチンの「リバンチズム(報復的失地回復)」は、反米共闘の友を求め始める。現れたのが、ロシアと同じ遺恨を秘めた中華の「皇帝」習近平だった」(104p)と論じる。  さらに、中国の動向、第三世界など、現代世界の主要な問題について、歴史を踏まえた分析は読みごたえがある。  まさに「現代史」の書名にふさわしい良書と思う。

Posted by ブクログ

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