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メスを置け、外科医 泣くな研修医 8 幻冬舎文庫
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メスを置け、外科医 泣くな研修医 8 幻冬舎文庫

中山祐次郎(著者)

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メスを置け、外科医 泣くな研修医 8 幻冬舎文庫

定価 ¥825

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2025/11/07
JAN 9784344435148

メスを置け、外科医

¥715

商品レビュー

4.2

12件のお客様レビュー

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2025/12/04

久しぶりに読んだ、「泣くな研修医」シリーズ、その最新作。キャリアを順調に積み重ねた雨野医師が向かうのは…。 離島に赴任していた作品を思い出しながら、そんな動機でメスを置くの?やめとけ、やめとけー、と思ってしまうのは自分がもう若くないからか。 新たな赴任地で待ち受けていたのは…...

久しぶりに読んだ、「泣くな研修医」シリーズ、その最新作。キャリアを順調に積み重ねた雨野医師が向かうのは…。 離島に赴任していた作品を思い出しながら、そんな動機でメスを置くの?やめとけ、やめとけー、と思ってしまうのは自分がもう若くないからか。 新たな赴任地で待ち受けていたのは…。 初めての単身赴任中としては、わかる、わかる!そのアウェイ感と共感できるところもありつつ、え??そんな急展開が…というのも医師や医療を取り巻く環境ならでは。 いつもながらの臨場感が素晴らしかった。 ロスになっちゃいそう…。

Posted by ブクログ

2025/12/04

シリーズ第8弾。 震災後の福島で医療支援をしていた友人が死んだ。 牛ノ町病院では、中堅の外科医になっていた隆治は、友の意思を継ぐため、院長が亡くなり、地域医療がストップしていた被災地の病院へ転職することを決意する。 外科しか経験のない中、正直、一人で地域の中核病院を回せるのか、読...

シリーズ第8弾。 震災後の福島で医療支援をしていた友人が死んだ。 牛ノ町病院では、中堅の外科医になっていた隆治は、友の意思を継ぐため、院長が亡くなり、地域医療がストップしていた被災地の病院へ転職することを決意する。 外科しか経験のない中、正直、一人で地域の中核病院を回せるのか、読者も不安になる。 それでも理事長の三春、調理師の米衣などの協力を得て、何とか地域医療の院長として頑張るのだった。 そして、1番の理解者の看護師の冴木。 彼女はすでに病に侵されており、外科医の隆治さえも助けることが出来なかった。 大きな悲しみを抱えることになった隆治に持ちかけられたのは、院長を辞めること。 正直誰から見ても、大きな病院で外科しか経験してない隆治に、地域医療の経験は負担になっていたのだろう。 志し半ばで、その場を去らなければならなかった隆治の苦悩はどれほどだっただろう。 文章の中の隆治は淡々としているが、隆治の心の中を考えると胸が苦しくなる。 福島の病院に移って、作者の自叙伝になるのかと思ったら、そうは簡単にいかないみたい。 この先どこへ行くのかは分からないけど、出来れば牛ノ町病院に戻ってほしい。

Posted by ブクログ

2025/12/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今回の隆治は被災後のいわきで小さな病院の院長として地域医療に貢献する。ただし、外科医としては引退することを意味している。赴任して半年は様々な患者に接することになるが、理事長はまだ若い将来のある外科医としての将来を地域医療に捧げてしまうことは正しくないと判断し、より適任な年配医師に院長を引き継がせ、隆治には外科医に戻ることを促す。 今回も大いに悩み、苦悩し、これを乗り越えていく隆治のs鵜方が描かれているが、隆治もすこし経験を積んだせいか、感情移入はやや抑え気味か?

Posted by ブクログ