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恐るべきこどもたち 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2025/10/29 |
| JAN | 9784102178027 |
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恐るべきこどもたち
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恐るべきこどもたち
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商品レビュー
3.9
8件のお客様レビュー
4人の子供たち(といっても後半は成人に近い)の、密度も湿度も高い共同生活の話。 この物語の中で大人はほとんど登場しない。ポールとエリザベートの姉弟を中心に、子供たちだけの狭くて濃密な世界が描かれている。 現代のような娯楽が多くない時代だからこそ人との繋がりが楽しみの主軸になり、視...
4人の子供たち(といっても後半は成人に近い)の、密度も湿度も高い共同生活の話。 この物語の中で大人はほとんど登場しない。ポールとエリザベートの姉弟を中心に、子供たちだけの狭くて濃密な世界が描かれている。 現代のような娯楽が多くない時代だからこそ人との繋がりが楽しみの主軸になり、視野が狭くなるから歪んだ共依存も自ら気付くことが出来ない。周囲の人間やメディアから影響を受けず子供たち元来の人間性でぶつかり合っている感じが古い時代だからこそと感じた。 ヒステリックさとアンニュイさのバランスが映画っぽい。ストーリーも雰囲気も好きな人はとても好きな作品だと思う。 文章がすごくて、感情の表現を何かに例える回数がかなり多い。もう一度ゆっくり読み返したいと思う。
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閉ざされた空間でお互いを深く愛し合うエリザベートとポールの姉弟。二人の世界にジェラールとアガートが加わることで平穏だった世界が崩れ、弟を独占したいエリザベートはついに残酷な選択をする。待っていたのはふたりの世界を守りつつも悲劇的な最後だった…。やっぱり海外文学は読むのに骨が折れる...
閉ざされた空間でお互いを深く愛し合うエリザベートとポールの姉弟。二人の世界にジェラールとアガートが加わることで平穏だった世界が崩れ、弟を独占したいエリザベートはついに残酷な選択をする。待っていたのはふたりの世界を守りつつも悲劇的な最後だった…。やっぱり海外文学は読むのに骨が折れる。拙い読解力が悪いんだけど。映画や萩尾望都の漫画を読んで理解を深めたい。
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子どもでもなく、成熟した大人でもない。 病弱な美少年ポールと、自由奔放な姉エリザベート。 この美しい姉弟の閉ざされた世界は、 いつかきっと崩壊を迎えるのだ。 『恐るべきこどもたち』ジャン・コクトー 最初にお伝えしておきますが、 大好きな小説です。 昔、光文社文庫版を読ん...
子どもでもなく、成熟した大人でもない。 病弱な美少年ポールと、自由奔放な姉エリザベート。 この美しい姉弟の閉ざされた世界は、 いつかきっと崩壊を迎えるのだ。 『恐るべきこどもたち』ジャン・コクトー 最初にお伝えしておきますが、 大好きな小説です。 昔、光文社文庫版を読んでファンになったのですが、 去年、新潮文庫のStar Classicsシリーズでも刊行されて! この美麗な装丁に、(そして表紙のネコチャンに) 思わず買ってしまいました。 「美しいものはとてつもない特権に恵まれている。 美はそれを意識しない者にさえ影響を与えるのだ。」(P17) この言葉が、すべてを物語っている気がする。 けれどエリザベートとポールにとって、 その美しさは本当に幸福だったのだろうか。 何度読んでも、ぐるぐるぐるぐる考え続けてしまう。 ✧ この姉弟は、とても恵まれていた。 美貌があった。 生活に困らないお金があった。 両親がいなくても、愛情を注いでくれる保護者がいた。 そして何より、誰にも踏み込めない二人だけの世界があった。 嫉妬なのか、独占欲なのか、 あるいは憎しみにも似た感情なのか。 二人のあいだで渦巻くこの感情には、 たぶん名前がない。 衝撃的なラストが待ち受けているけれど、 私は、これ以上に美しく見事な幕引きはないと思っている。 まさに…… 「恐るべきこどもたち」なのだ。 ✧ ちなみに、 私が愛してやまないガイ・バート著『ソフィー』も、 姉弟の閉ざされた世界を描いた ノスタルジックで危うい名作。 こちらも声を大にして激推ししたい……!!
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