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小路の奥の死 創元推理文庫
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小路の奥の死 創元推理文庫

エリー・グリフィス(著者), 上條ひろみ(訳者)

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小路の奥の死 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2025/10/22
JAN 9784488170059

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商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2025/12/03

由緒あるロンドンのマナーパーク校の同窓会での殺人事件を発端にさらに次の事件が起こる。出身者は俳優やアーティスト等著名人が多い。共通点は21年前の生徒の死亡事故の目撃者達。それぞれの視点で犯人と疑われる人物に迫る。丁寧な描写が読ませてくれるが、明かされた犯人に驚いた。

Posted by ブクログ

2025/11/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズ3作目。 ロンドンの高校の同窓会で発生した殺人事件。 下院議員やロックスターに有名女優と今や華々しい面々の高校時代の因縁に遡って繰り広げられる、 前作とは舞台も背景も異にするプロットを存分に楽しめた。 主にハービンダー・カー警部と登場人物の女性らの目線で描かれており、女性作家らしい展開。 個人的には事件解決後の回想で触れられた映画作品が思い出深いものだったので、近い世代として懐かしさもあった。 ただこのシリーズ、面白いのだけど、微妙に読みにくいと感じるのは文体のせいか訳のせいか。 それと、ひねくれ者のミステリ好きにはわりと早い段階で犯人の目星がついてしまった。そこが惜しい。 とはいえカー警部をメインに据えた謎解きミステリとして読みごたえは十分。 本筋とは関係ないが前作で活躍したメンバーのその後も垣間見られたのは嬉しかった。 そして一点、これは作者翻訳者に非はないことで、1作目の感想にも書いたが、【意外な犯人に驚愕】というような帯は興ざめなので本当にやめてほしい…

Posted by ブクログ

2025/11/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

伝統あるマナーパーク校の同窓会で、下院議員の男が殺害された。捜査線上には、被害者と特に親しくしていた「ザ・グループ」の面々が浮かび上がる。メンバーは女優に歌手、そして警察官と個性的。特に警察官のキャシーは、主人公ハービンダー警部の部下でもある。調べを進めるうちに、被害者は殺される前、「ブリーディング・ハート」と書かれた手紙を受け取っていたことが判明する。そしてそれは、被害者がたびたび会合を開いていた通りの名前を指していた。そんな中、「ザ・グループ」の中から新たな被害者が出る。ハービンダー警部は、事件の真相は「ザ・グループ」のメンバーの過去に起因していると睨む。というのも、過去に彼らはデイヴィッドという同級生が電車に轢かれ死亡した事故の現場に居合わせていたからだ。デイヴィッドはもしかしたら、メンバーの誰かによって故意に線路へと突き落とされ殺されたのかもしれない。「ザ・グループ」のメンバーは、過去の事故を再現することで真相に迫ろうとする。 ハービンダー警部をはじめ、登場人物のキャラが立っているのでこのシリーズはさくさく読める。この作品を読むと毎回本場のカレーが食べたくなる。

Posted by ブクログ