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三頭の蝶の道
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2025/10/16 |
| JAN | 9784309039626 |

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商品レビュー
3.5
22件のお客様レビュー
「女流作家」たちを軸にして依然マンスプ全盛の旧態で硬直したままの文壇コミュニティと出版業界の人間模様や作家たちの矜持をさらさらと綴っている。三人の作家のモデルが誰かは普段の山田詠美の著作を読んでいればすぐにわかる。書きたいというかやりたいことはわかる気がするし山田詠美っぽい箴言も...
「女流作家」たちを軸にして依然マンスプ全盛の旧態で硬直したままの文壇コミュニティと出版業界の人間模様や作家たちの矜持をさらさらと綴っている。三人の作家のモデルが誰かは普段の山田詠美の著作を読んでいればすぐにわかる。書きたいというかやりたいことはわかる気がするし山田詠美っぽい箴言もたくさんあるんだけど三章構成のうち一、二章は内輪受けみたいな実在の関係者たちが興味本位で詮索したり答え合わせしたりするためだけのような気がしてつまらなかった。うーんと思いつつ読んでたら最後の寂聴の章で孫と対峙するあたりからいきなり山田詠美の力量爆発だったこの部分を読むだけでも価値があった
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
三者三様、いや三頭三様?な女性作家たちの話。 彼女達は周りを巻き込み、まるで世界を食べて物語に消化してしまう怪物のよう。起きたことなんでも悲しいことも嬉しいことも物語にしてしまう。特に森羅は人を惹きつける力を持っているので恐ろしかった。ただ、そんな怪物たちの生き様はまるで文学の奴隷かのように全てを文学に捧げていたからこそなんだと優しい語りが教えてくれた。これぐらいの姿勢で人生で何かに挑めたら幸せだろうな。
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河野多恵子、大庭みな子を書いた瀬戸内寂聴。この3人をモデルに山田詠美が、自分も登場させて編集者を絡めて描いた女流作家の人間模様に 興味深く多層性をみた 作家という連中は『経験が付けた傷をわざと完治しないよう心がけているふしがある』 よくぞこんな言葉で自分たちの病(にも思える性癖)...
河野多恵子、大庭みな子を書いた瀬戸内寂聴。この3人をモデルに山田詠美が、自分も登場させて編集者を絡めて描いた女流作家の人間模様に 興味深く多層性をみた 作家という連中は『経験が付けた傷をわざと完治しないよう心がけているふしがある』 よくぞこんな言葉で自分たちの病(にも思える性癖)を言い表せるものだ もう、女流作家でいいのではなかろうか 女流作家、恐るべし
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