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川のほとりに立つ者は 双葉文庫
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川のほとりに立つ者は 双葉文庫

寺地はるな(著者)

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川のほとりに立つ者は 双葉文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2025/10/15
JAN 9784575528763

川のほとりに立つ者は

¥660

商品レビュー

4

17件のお客様レビュー

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2025/12/03

解説まで読み終わって、あぁ読んでよかった〜って 思いました! 登場人物たちと同じような人生を辿ってなくても これは確かに他人事ではない、共感もするし どこか自分と通ずる…とも思って。 あと私、いい時の自分が自分らしい!と前は思ってたけど、わるいときだってある、それも自分。と少...

解説まで読み終わって、あぁ読んでよかった〜って 思いました! 登場人物たちと同じような人生を辿ってなくても これは確かに他人事ではない、共感もするし どこか自分と通ずる…とも思って。 あと私、いい時の自分が自分らしい!と前は思ってたけど、わるいときだってある、それも自分。と少しずつ受け入れられるようになってきているかもしれないことに、読んでいて気がついた。

Posted by ブクログ

2025/12/02

カフェの若き店長・原田清瀬は、 ある日、恋人の松木が怪我をして意識が戻らないと病院から連絡を受ける。 松木の部屋を訪れた清瀬は、彼が隠していたノートを見つけたことで、 恋人が自分に隠していた秘密を少しずつ知ることに。 乱暴な言い方をすれば、誇大妄想に近い勘違いとすれ違いの話。 ...

カフェの若き店長・原田清瀬は、 ある日、恋人の松木が怪我をして意識が戻らないと病院から連絡を受ける。 松木の部屋を訪れた清瀬は、彼が隠していたノートを見つけたことで、 恋人が自分に隠していた秘密を少しずつ知ることに。 乱暴な言い方をすれば、誇大妄想に近い勘違いとすれ違いの話。 正直、登場する人物の大半に感情移入できない。 それはきっと自分の中で勝手に「正解」を決めてしまっているからだ。 その自分の中で勝手に決めた「正解」にどの人物も当てはまらない。 だから、感情移入することができないのであろう。 つまり、それだけ自分が誰かを知らずに傷つけているということだ。 ある一点の見方も角度を変えれば違ったものに見える。 まさにそのことを思い知らされる作品。 無知は一番の罪だとよく言う。 だがそれは、本当に無知だからという理由だけなのだろうか。 この作品に込められた深みが、とことん胸を突き刺してきた。 勧善懲悪を求めている人にはお勧めできない作品かもしれない。

Posted by ブクログ

2025/11/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

帯を見て興味を引かれて手に取りましたが、想像とは違った物語が拡がっていました。 私たちは"無知"な事で他者を傷つけたり、あるいは歩み寄ってあげたいという"善意"で相手を理解したつもりになっている事があるのだと改めて感じました。 ひとつの視点から見たことだけを鵜呑みにせず、その時の状況等により人が見せる表情や感情は様々であるし、タイミングによっては自身の介入がより相手を苦しめてしまわぬよう心がけていきたいと思いました。 どうか皆さんにとって明日がよい日でありますように。

Posted by ブクログ

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