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きみはぼくの、一の輝き 角川文庫
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きみはぼくの、一の輝き 角川文庫

樋口美沙緒(著者)

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きみはぼくの、一の輝き 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2025/08/25
JAN 9784041157633

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きみはぼくの、一の輝き

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2025/09/17

Amazonの紹介より 部屋を貸す条件は、あなたの原稿用紙5枚の文章です―― 自分の小説を模倣した自殺事件が原因で筆を折った、元作家・水川朝日は失意の中で生きていた。ある日、人の好さから職と家を失った彼は、喧嘩別れした高校の後輩・真南絃と再会する。ひと部屋を貸すと申し出た彼の条件...

Amazonの紹介より 部屋を貸す条件は、あなたの原稿用紙5枚の文章です―― 自分の小説を模倣した自殺事件が原因で筆を折った、元作家・水川朝日は失意の中で生きていた。ある日、人の好さから職と家を失った彼は、喧嘩別れした高校の後輩・真南絃と再会する。ひと部屋を貸すと申し出た彼の条件は、毎月原稿用紙5枚分の文章だった。書けないと抵抗し、絃に頼らずに生活を立て直そうとするが――。原稿を家賃にしてでも文章を書かせたいわけとは? 仲違いの原因は一体。朝日と絃の絆に涙する、光と再生の物語。 自暴自棄な先輩と冷静沈着な後輩との関係性が、どこか尊くもあり、お互い正直になれとつい思ってしまいました。 作家の樋口さんは元々BL作家ということもあり、登場人物の心理描写を繊細に描かれているなと思いました。 また、メインの2人の関係性が、直接表現はされていませんが、どこかお互い好き?と匂わせるような雰囲気だったので、尊く映りました。 自分の小説が模倣されて自殺事件が発生したという朝日にとって、衝撃的な影響を与えてしまい、その後失意の中での生活でしたが、運命の出会いなのか、喧嘩別れした後輩と再会します。 部屋を貸す条件が、毎月原稿用紙5枚書くことという何とも抽象的な条件を突きつける後輩の謎めいた雰囲気と共に、どこか先輩を想う雰囲気もあって、いかにも「匂わせる」ような空気感もありました。 一方で、先輩の純粋さといいましょうか、何も気づいていない雰囲気・空気を読んでいない感があって、早く気づけよと思わずツッコミを入れたくなります。 結局、後半までそういった空気が流れるのですが、途中途中では、人生に苦悩する心の叫びも描かれて、その雰囲気に引き込まれましたし、それを不器用だけれども優しく受け止めようとする描写にじんわりと温かな気持ちになりました。 なぜそこまで後輩は先輩のことを面倒見るのか? 段々と明らかになるにつれて、もしかして2人は・・といった含みを持たせつつ、2人の友情物語に癒された感覚もありました。

Posted by ブクログ

2025/09/16

生きるヒントをもらえるような、心に寄り添う作品で私は好きです。 登場人物2人の関係性がとても良いと思います。

Posted by ブクログ

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