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世界終末戦争(下) 岩波文庫
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世界終末戦争(下) 岩波文庫

バルガス・リョサ(著者), 旦敬介(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2025/08/16
JAN 9784003279670

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商品レビュー

4.2

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みんなの感想まとめ
  • 権力構造と抵抗
  • 戦争と悲惨さ
  • ラテンアメリカ内乱
  • 個人の生き様
  • 希望の光と絶望
  • 貧困と過酷な環境
  • 実話に基づく物語
  • 熾烈なゲリラ戦
  • 読者を引き込む展開
  • 深い感動と現実

熾烈なゲリラ戦を背景に、権力構造と個人の抵抗を描いた作品は、実話に基づく衝撃的な物語が展開されます。ブラジル北東部の内乱を舞台に、貧困と過酷な環境が人々の運命を左右する様子が生々しく描かれています。登場人物たちの描写は一見本筋とは無関係に思えるものの、彼らの生き様が物語全体に深みを与え、最後には希望の光も残されています。戦争の悲惨さを感じさせつつ、読者は思わずページをめくる手を止められなくなるでしょう。バルガス=リョサの作品には、深い感動と共に、現実の厳しさを直視させる力があります。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/04/20

ブラジル北東に位置するバイーア州の内陸部における内乱を描く。何の事前情報もなく読み終えた後に実話に基づいた話だと知って驚く。そのタイトルの通り熾烈なゲリラ戦が延々と続く内容。旧宗主国ポルトガルのブラジルにおける王権は共和制に取ってかわり、国家統制の尊厳に関わる存在は全国統一に対し...

ブラジル北東に位置するバイーア州の内陸部における内乱を描く。何の事前情報もなく読み終えた後に実話に基づいた話だと知って驚く。そのタイトルの通り熾烈なゲリラ戦が延々と続く内容。旧宗主国ポルトガルのブラジルにおける王権は共和制に取ってかわり、国家統制の尊厳に関わる存在は全国統一に対して目の上のたんこぶとなる。そして同じセルタンの地は20世紀に入ってからも度々同じような反乱 を経験することになる。この地は不毛な乾燥地帯で産業もなく、貧困が支配する厳しい情勢が関係している模様。今も状況はあまり変わっていないかもしれない

Posted by ブクログ

2026/02/25

生々しい戦争描写で息も絶え絶え。。 が、憑かれたように読まされるのがガルシアマルケスやバルガスリョサだよなあ。 地獄を味わった近眼の新聞記者の明日はどっちだ。

Posted by ブクログ

2026/02/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

上巻でカヌードスの反乱へと向かう為に多数の人物、時間軸を溜め込み突き進んだリョサの「イメージ」全てを剥ぎ取る様な下巻。上巻までの凄まじいスピード感から一転して、下巻で描かれる「世界終末戦争」の纏わりつく執拗な描写が印象的だった。 イメージを剥ぎ取られる様はまさにメガネを無くし完全な無力として怯え縋りつき這いずる事しか出来なくなった近視の記者の様と重なり、リョサ自身もカヌードスの反乱という史実と向き合うにつれ近視の記者の様になっていったのだろうか、などと考えた。 カヌードスの内部にいながら、その行為に参加すら出来ない無力。「見る」という実際的な確証を得られず、又聞きや触覚という、記者という人物にとって曖昧な確認にしか至れない不感。記者はカヌードスの反乱についてジャーナリズムの観点からその真実を示そうとする事が示唆されるが、それもまた歴史と西欧知性によってカヌードスの反乱から隔たれたリョサ自身を象徴している様だった。 ガルシア・ガルが語り手となる前半部における「イメージ」の拡張と推進は、ガルの死後の語り手、近視の記者からなる後半部の「史実」に押し潰されてしまった印象にさえなる。リョサの作家性は、カヌードスの反乱という史実に敗北し、ただの傍観者として描く事を余儀なくされたのではないか、と。 作家としての結末のヘテロロマンス・セックスへの回帰・回復という手垢に比して、最後の最後に描かれた「作品」としての結末、マセード大佐のエピソードにおける「セルタン」のなんと屹立したものか。カヌードスという徹底した破滅の結末に、それでもそこに回帰される土地と流血を同郷として表されてしまう峻烈さは、同時に「起こった」という事実以外を拒絶するかの様だった。 紛れもない傑作としての一つの大きな不満としてヘテロロマンスという手癖に逃げず、近視の記者・ジュレーマ・小人という歪な生存関係に歪なまま殉じて欲しかった。カヌードスの敗北を描いたイメージの敗北は、リョサの価値も作品の価値も減ずるものでは決してなかったのだから。

Posted by ブクログ

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