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限界国家 双葉文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 双葉社 |
| 発売年月日 | 2025/08/06 |
| JAN | 9784575528619 |

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限界国家
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商品レビュー
3.8
29件のお客様レビュー
30年後の日本はどうなっているのか――。政財界の大物の依頼を受けたコンサルタントたちが、AIによる雇用喪失、少子高齢化、地方の過疎化といった現実を直視し、国家の行き着く先を描き出す。フィクションでありながら、現実の延長線上にある未来を突きつける衝撃作。読む者に「この国の明日」と自...
30年後の日本はどうなっているのか――。政財界の大物の依頼を受けたコンサルタントたちが、AIによる雇用喪失、少子高齢化、地方の過疎化といった現実を直視し、国家の行き着く先を描き出す。フィクションでありながら、現実の延長線上にある未来を突きつける衝撃作。読む者に「この国の明日」と自らの生き方を問いかける、警告の経済小説
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高度経済成長やバブルの時代を知る世代にとっては、今の日本に不安や寂しさを感じるのも無理はないのかもしれません。 今の若い世代に厳しい目が向きがちだけれど、ここまでの社会の形をつくってきたのは、これまでの政治や経済を担ってきた世代でもあるのだと思います。 日本が輝いていた時代を知...
高度経済成長やバブルの時代を知る世代にとっては、今の日本に不安や寂しさを感じるのも無理はないのかもしれません。 今の若い世代に厳しい目が向きがちだけれど、ここまでの社会の形をつくってきたのは、これまでの政治や経済を担ってきた世代でもあるのだと思います。 日本が輝いていた時代を知らない若い世代にとっては、今の日本が自然な日常。 ベンチャー経営の21歳の登場人物が、既存の価値観にとらわれない若者として描かれています。 明治維新や終戦後の日本のように、これまでの常識に縛られない若い世代が次々に活躍し、その頑張りをみんなで応援できる社会になっていったらいいなと思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
◆日本は「限界集落」ならぬ「限界国家」なのか?! 政財界のフィクサー的な老人前嶋が、世界的コンサル会社の日本支社長に「20~30年後の日本はどうなるのか予測してほしい」と依頼するところから、この物語は始まります。 担当したのは、入社15年のベテラン女性津山と入社3年目の若手男性神部のコンビ。だからといって、珍道中が始まるエンタメ小説ではありません。 3人の「ヤメキャリ」(やめたキャリア=元官僚了)に順次取材を進め、そのときの対話が延々と続き、なんの事件も起こらず盛り上がりもありません。 しかし、まさに「20~30年後の日本はどうなるのか」を考えるための思考実験で、「健康寿命」だけでなく「職業寿命」などのキーワードも登場。 そして、現実に存在するさまざまな統計データをもとに議論は進行するため、このテーマに関心のある人にとっては、一読の価値のある本です。 私も、タイトルからそうした内容を想像し、初めてこの著者の本を手に取りました。 後半では、津山が、同級生の高一の息子の紹介で、彼が心酔する21歳のベンチャー経営者に、依頼者の前嶋を直接引き合わせるのですが、これまた延々と対話が100ページ以上続きます。しかし、実はここが本書の白眉。 対話といっても、老人の疑問をことごとく若者が論破し続ける、まるで一方的なディベートの如し。こうして遂に前嶋は、将来は若者に託すしかないと悟り、依頼をキャンセルして物語は終わるのです。 本書で語られるのは、人口減少が避けられない日本の取り組むべき撤退戦。そんな日本にしてきたのは老いた経営者や政治家たち。世界の権力者も、国民のためではなく、自分のレガシーづくりばかりに熱心。 いまや時代の変化は激しく、以前の経験知は足枷になることばかり。 かくして老害を無くしていくために、政治家にも定年制を設けて早く若い人に譲るべきだという考えは、シンプルながら意外に説得力を感じました。
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