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限界国家 双葉文庫
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限界国家 双葉文庫

楡周平(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2025/08/06
JAN 9784575528619

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限界国家

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商品レビュー

3.8

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2026/02/11
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※このレビューにはネタバレを含みます

◆日本は「限界集落」ならぬ「限界国家」なのか?! 政財界のフィクサー的な老人前嶋が、世界的コンサル会社の日本支社長に「20~30年後の日本はどうなるのか予測してほしい」と依頼するところから、この物語は始まります。 担当したのは、入社15年のベテラン女性津山と入社3年目の若手男性神部のコンビ。だからといって、珍道中が始まるエンタメ小説ではありません。 3人の「ヤメキャリ」(やめたキャリア=元官僚了)に順次取材を進め、そのときの対話が延々と続き、なんの事件も起こらず盛り上がりもありません。 しかし、まさに「20~30年後の日本はどうなるのか」を考えるための思考実験で、「健康寿命」だけでなく「職業寿命」などのキーワードも登場。 そして、現実に存在するさまざまな統計データをもとに議論は進行するため、このテーマに関心のある人にとっては、一読の価値のある本です。 私も、タイトルからそうした内容を想像し、初めてこの著者の本を手に取りました。 後半では、津山が、同級生の高一の息子の紹介で、彼が心酔する21歳のベンチャー経営者に、依頼者の前嶋を直接引き合わせるのですが、これまた延々と対話が100ページ以上続きます。しかし、実はここが本書の白眉。 対話といっても、老人の疑問をことごとく若者が論破し続ける、まるで一方的なディベートの如し。こうして遂に前嶋は、将来は若者に託すしかないと悟り、依頼をキャンセルして物語は終わるのです。 本書で語られるのは、人口減少が避けられない日本の取り組むべき撤退戦。そんな日本にしてきたのは老いた経営者や政治家たち。世界の権力者も、国民のためではなく、自分のレガシーづくりばかりに熱心。 いまや時代の変化は激しく、以前の経験知は足枷になることばかり。 かくして老害を無くしていくために、政治家にも定年制を設けて早く若い人に譲るべきだという考えは、シンプルながら意外に説得力を感じました。

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2026/02/07

日本の文化を大切にしたいというのはエゴなのか? また世代間で世界の見方が違うのか? 老人はよい生活をしてきた日本に愛着があり、若者はそこまでよい経験をしていないから日本に対してドライに接する。 最近の衆院選を見ていると、作者の視点も一つを分かりやすく切っただけだろうなと思う...

日本の文化を大切にしたいというのはエゴなのか? また世代間で世界の見方が違うのか? 老人はよい生活をしてきた日本に愛着があり、若者はそこまでよい経験をしていないから日本に対してドライに接する。 最近の衆院選を見ていると、作者の視点も一つを分かりやすく切っただけだろうなと思う。まぁ、そんな見方するのをステレオタイプとして考えがちなのは分かる。 考察の一つとしては面白い。

Posted by ブクログ

2026/02/06

小説という体を取っているが,その必要性が分からない。筆者が小説家だから,小説という形式でしか発表できなかったか。 ストーリーはほとんどなく,会話で論点が示されるだけ。登場人物も単純ステレオタイプで深みは一切無し。指摘される論点も目新しいところはなく,いわば常識の範囲内。 限界集落...

小説という体を取っているが,その必要性が分からない。筆者が小説家だから,小説という形式でしか発表できなかったか。 ストーリーはほとんどなく,会話で論点が示されるだけ。登場人物も単純ステレオタイプで深みは一切無し。指摘される論点も目新しいところはなく,いわば常識の範囲内。 限界集落とパラレルな限界国家という概念がキーなのだろうが,そもそも,国民国家という概念自体が限界を迎えているので,日本だけが限界国家という訳ではない。自分が生きているうちに近代の終わりを見られるかもしれないと感じた次第。

Posted by ブクログ