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鎮魂の花火「白菊」 長岡の花火がつなぐシベリアと真珠湾
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鎮魂の花火「白菊」 長岡の花火がつなぐシベリアと真珠湾

山崎まゆみ(著者)

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鎮魂の花火「白菊」 長岡の花火がつなぐシベリアと真珠湾

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2025/07/28
JAN 9784309039770

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2025/12/06

【概略】  日本三大花火大会の一つである長岡まつり大花火大会、その大会の発展に寄与した伝説の花火師・嘉瀬誠次、彼が生み出した「白菊」という花火は、派手さはなくとも無垢な白が幾重にも重なり目が覚めるような明るさで夜空を照らす。嘉瀬誠次は、自身のシベリア抑留・帰還という経験より、シベ...

【概略】  日本三大花火大会の一つである長岡まつり大花火大会、その大会の発展に寄与した伝説の花火師・嘉瀬誠次、彼が生み出した「白菊」という花火は、派手さはなくとも無垢な白が幾重にも重なり目が覚めるような明るさで夜空を照らす。嘉瀬誠次は、自身のシベリア抑留・帰還という経験より、シベリアで白菊をあげることを決心する。その意図は「鎮魂」。嘉瀬誠次の半生を織り交ぜながら、純白の「白菊」がいかに平和を希求する者達の心に響いたかを垣間見る。 2025年12月06日 読了 【書評】  嘉瀬さんのお人柄、とりわけ本当に花火が好きなんだなぁというものが行間から滲み出ている本だったねぇ。嘉瀬さんご自身が「いたずら好き」といった表現を使っていたけれど、色んな企むことが好きなのだろうなぁと。花火に対する研究・試行錯誤しようとする意欲もそうだし、シベリアで鎮魂目的で白菊を打ち上げたいという想いから実行へ移すエネルギッシュな点であったり。  嘉瀬さんの花火観は、現代の人達が忘れつつあるものを大事にしてる気がする。ショート動画で間断なく続く映像には、「可能な限り余白をカットしろ」というマインドが通底していて。沈黙であったり、余韻であったりといった滞空時間が設けられない世界が増えてきているよね。嘉瀬さんは「しんなりと開く花火が好き」としている。ほんのゼロコンマ何秒かの違いだと思うのだけれども、その差、その時間に人は無限の想いに浸る。染み入る訳だよね。それは凄く、わかる。ゼどれくらいの長さのロコンマ何秒が必要か、正解かわからないのだけども、「間」というもののチカラを凄く感じるし、共感する。  きっと他の(たとえば秋田大曲だとかね)花火大会にもきっと様々な「ストーリー」があると思う。嘉瀬さんの存在、そして長岡という土地が重層的なストーリーを生み出して長岡まつり大花火大会を彩っているのだよね。ナイアガラに挑戦したのも嘉瀬さんで、本来ならば橋に火気あるものを備えるなんてことはありえないよね。「役人」「お役所」という言葉が持っているイメージの一つに「前例のないものに対してのハードルの高さ」「冒険しない」なんてものがあると思うのだけど、それを乗り越えて実現にこぎつけた嘉瀬さんのエネルギーたるや、ね。実はまだ長岡まつり大花火大会、ライヴで鑑賞したことがないのだけども、本書を読んで「いってみたい」と思ってしまったものね。  日本の花火を海外にて行う場合、当然ながら火薬を運ぶことになるため規制が大変だそうな。それは容易に想像できるよね、とりわけ9・11以降は。各国、もちろん自国を守らないといけないからね、目を光らせないといけないのは十二分に想像できる。ただなんとかして鎮魂・慰霊・平和への祈念の象徴として、日本の花火が世界中で打ち上げられたらいいよね。  

Posted by ブクログ

2025/09/05

長岡とシベリアのハバロフスクそしてハワイ真珠湾をつなぐ縁。 伝説の花火師の生涯、心に深い傷跡を残した戦争体験を中心に描く。 筆者は長岡出身、実際にこの花火師とは近所でつながりがあり、生前の取材に結びついたという。 祝賀でなく鎮魂のための花火「白菊」。 花火の説明が多いが具体的な...

長岡とシベリアのハバロフスクそしてハワイ真珠湾をつなぐ縁。 伝説の花火師の生涯、心に深い傷跡を残した戦争体験を中心に描く。 筆者は長岡出身、実際にこの花火師とは近所でつながりがあり、生前の取材に結びついたという。 祝賀でなく鎮魂のための花火「白菊」。 花火の説明が多いが具体的なカタチが想像できないのが難点。 2014年の作品の増補改訂版。

Posted by ブクログ

2025/09/01

いつも何気なく見ている花火のなかに、こんならドラマがあったとは。たまには観覧席に座って解説を聞きながら花火を楽しむのも良いかも。一度は長岡に行ってみたくなった。

Posted by ブクログ