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国宝 愛蔵版(下) 花道篇
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国宝 愛蔵版(下) 花道篇

吉田修一(著者)

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国宝 愛蔵版(下) 花道篇

定価 ¥2,750

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2025/09/05
JAN 9784022520883

国宝 愛蔵版(下)

¥2,255

商品レビュー

4.5

57件のお客様レビュー

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2026/05/23

下巻「花道編」 何と壮大な、劇的な、そしてショッキングな・・・ その後の喜久雄と俊介、そして彼らを取り巻く人々について語られます。 人生はあざなえる禍福のごとしと言われますが、まさに福と災いの繰り返し。 う~んでもそこまで深く掘り下げる必要あるかな、例えば喜久雄の娘についてなど。...

下巻「花道編」 何と壮大な、劇的な、そしてショッキングな・・・ その後の喜久雄と俊介、そして彼らを取り巻く人々について語られます。 人生はあざなえる禍福のごとしと言われますが、まさに福と災いの繰り返し。 う~んでもそこまで深く掘り下げる必要あるかな、例えば喜久雄の娘についてなど。 ちょっと間延び感があった気がします。 このあたり、上巻に対して下巻のリクエスト数が少ない理由? 上巻でもう十分満足みたいな。 演目に対する長々とした説明もちょっと私には退屈でした。 何より私にはやはり、幼馴染の喜久雄を捨て、俊介についた春江が理解できません。 女の打算みたいのが鼻につきます。

Posted by ブクログ

2026/05/06
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※このレビューにはネタバレを含みます

一日で読み終えてしまった。胸にズンとくる重みはあるが、どこかスッキリとした読了感がある。 上下巻を通して、人の身体の成長だけでなく、社会的立場や流行の変化、それらを取り巻く時代の大きなうねりを見ることができて、まるで質の高いドキュメンタリーを観ているような気分になった。 特にグッときたのは、花井半弥と一豊、そして亡き豊生の襲名披露のシーンだ。 「・・・あの子に、豊生に、ここにいてほしい。ですからどうか初日の今日だけは、私と一豊、そして長男、豊生の三人で、この襲名披露を勤めさせて頂きたいのでございます。」 涙で化粧の崩れる半弥や、共に肩を震わせる一豊。その克明な描写に、まるで舞台の最前列で息を呑んでいるかのような錯覚に陥った。このシーンは映像(映画)には無かったからこそ、原作を読んで豊生や徳次、弁天ら一人ひとりの生き様に深く出会えて本当によかったと感じる。 喜久雄が頂点へ上り詰めれば上り詰めるほど、その周囲には不幸が降りかかる。これは物語の表現ゆえか、あるいは「芸の神」との残酷な取引の結果なのか。一豊の記者会見の場でさえ世間を惹き付けて離さない喜久雄の危うい色気には、背筋がゾクッとした。 「今、竹野の脳裏にふたたび浮かんできますのは、小さな水槽に入れられた錦鯉でございます。 「出してくれ、出してくれ」と、尾を叩きつけて暴れていたのに、誰も気づいてやれず、いや、誰もが気づかぬふりをして、放っておかれたその鯉は、いつしかその小さな水槽のなかで、澄み切った川を想像し始めたのでございましょう。澄み切ったその川で自由に泳ぎ出していたのでございましょう。」(368) 終わり方も非常に考えさせられた。喜久雄がどのような状態にあるかは周知の事実でありながら、それでも彼を手放せなくなった歌舞伎界。傍から見れば異常な光景でも、本人にとってはそれこそが切望した「世界」だったのかもしれない。 血を超越し、芸に生き、芸に溺れた一人の男。最後の劇場外で舞う喜久雄の姿は、私の頭の中ではどこまでも生き生きと、鮮やかに輝いている。

Posted by ブクログ

2026/04/09
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※このレビューにはネタバレを含みます

映画を観たあとに原作を読んだ。 映画を観ただけでは、春江が俊介に付いて行ったことや最後の場面が意味するもの等、はっきりとは分からないものが多々あったので、原作を読んでとても納得した。 まさか最後喜久雄が死ぬとは思っておらず(映画では死んでいない)驚きと悲しさで涙が出てきた。でも、ある意味では良い結末なのかもしれない。でもやっぱり、最後に徳ちゃんと再会してほしかったな、、。 原作の内容を踏まえたうえで、もう一度映画も観たくなった。吉田修一は天才。

Posted by ブクログ

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