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言葉のトランジット
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2025/08/21 |
| JAN | 9784065404263 |
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商品レビュー
4.2
10件のお客様レビュー
機知と示唆に富んだ、面白いエッセイだった。『マイジャパン症候群』『音読』『ネタ集め』『BecausePlantsDie』が特に好き。
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グレッグさん(あえてそう書かせていただく)の小説トラジェクトリーを読んだ時に、「外国出身なのにこんなに日本語が堪能なんてすごい!」という(意図せず日本語を母国語とする者の上から目線な感じの)文脈で見ていた自分が恥ずかしくなるくらい、グレッグさんが日本の言葉や文化を何十年も熱心に研...
グレッグさん(あえてそう書かせていただく)の小説トラジェクトリーを読んだ時に、「外国出身なのにこんなに日本語が堪能なんてすごい!」という(意図せず日本語を母国語とする者の上から目線な感じの)文脈で見ていた自分が恥ずかしくなるくらい、グレッグさんが日本の言葉や文化を何十年も熱心に研究してきたということがよく分かりました。少なくとも彼にとって日本語は「ビジネススキル」というようなレベルのものではなく、生きることそのものに直結しているように見えます。 以下の抜粋の部分を読むと、「外国出身の人にとって日本語がどのくらい難しいか?」などという個人の問題よりずっと高次の、「日本語を操る外国人」として見られる他者との関係や、社会的な振る舞いにまで意識が及んでいることがわかります。グレッグさんの作品はまだ2冊しか読んだことはありませんが、終始圧倒されっぱなしです。 『日本語を母語としない者として日本語を使って物語を書くと、最も難しいのは文法でもなく語彙でもなく、既存の物語との格闘になる。新たな視点から日本のことを見せてほしいという、常にある暗黙の要求にどう対応するか。』
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静かで、美しく、柔らかな光に灯されたような文章。 著者の作品には実は触れたことがなく、装丁の良さと言葉では表せない自分の直感で手に取った1冊だったが、とても大切な書となった。 帯分で強調されているような「英語と日本語を行き来する英語母語話者の作家」だから描くことのできる英語と...
静かで、美しく、柔らかな光に灯されたような文章。 著者の作品には実は触れたことがなく、装丁の良さと言葉では表せない自分の直感で手に取った1冊だったが、とても大切な書となった。 帯分で強調されているような「英語と日本語を行き来する英語母語話者の作家」だから描くことのできる英語と日本語の差異、が綿密に記されている訳ではない、と私は感じた。ここにあるのは、言葉と世界に対して心を開き、言葉のもどかしさと世界の圧倒的存在の狭間で往生する著者の、繊細で知的な観察日記、のように思える。勿論、彼が英語と日本語の二言語と触れているからこそ見えやすくなる情景もあるのだが、日本語しか話すことのできない日本語母語話者の自分の中にも、共鳴する部分が多々あったように思う。 著者の小説にも、ぜひ触れてみよう。
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