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最初の星は最後の家のようだ
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最初の星は最後の家のようだ

太田愛(著者)

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最初の星は最後の家のようだ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2025/06/25
JAN 9784334106751

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商品レビュー

3.4

28件のお客様レビュー

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2025/11/30

理不尽さや、やるせなさ、世の中の無情に重いく暗い気持ちになった。子どもの頃には気づかなかったことに、大人になって改めて気づくこともあるだろう。知らなければよかったのか、苦しくても知るほうがよかったのか、答えの見つからない問いばかりで、1冊読み切るのに時間がかかった。

Posted by ブクログ

2025/11/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

私が今まで読んだ太田愛さんの作品は重厚で社会派、それとは全く違うタイプで、 太田愛さん初の短編集。 結論、やっぱり太田愛さんすごいな〜と、 うなってしまう独特な短編集でした✨   一、遊戯室 十月の子供たち  架空の国のファンタジーかと思って読んでいたら 全然違う、ある日突然ミサイルで幸福な日常が 奪われ、親を失う子どもたちの戦争の話だった。 自国が攻撃されている事をインターネットの報道で見る子供達、そして次の話題はどこかの国のスポーツの結果…  考えさせられる重い余韻。 二、中庭 サイレン 語り手を勘違いしてしまうトリックのような文章に 混乱(?_?)  2回読んですべて合点がいく。 家族の歴史が 団地という懐かしい風景とともに穏やかに描かれていたけれど、最後でまた(?_?)  三、舞踏室 夏を刈る  四、書斎 鯉  の2編はミステリー これも懐かしい風景のような 横溝正史シリーズのような空気感で 少し恐ろしくもある。 半自伝的小説の 五、階段 給水塔 とエッセイ 読みながら 放課後、校庭で遊ぶ自分の姿を思い起こす なんともノスタルジックな余韻に浸る作品でした。 そして、謎めいていて、 素敵なこの本の題名について考えを巡らせる。

Posted by ブクログ

2025/11/16

喪失感や絶望感、切迫感を漂わす短編集。どの作品も余韻が残る素晴らしい作品集。「サイレン」が醸し出す喪失がとても印象強く残った。面白かった。

Posted by ブクログ