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私立探偵マニー・ムーン 新潮文庫
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私立探偵マニー・ムーン 新潮文庫

リチャード・デミング(著者), 田口俊樹(訳者)

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私立探偵マニー・ムーン 新潮文庫

定価 ¥1,320

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2025/06/25
JAN 9784102408810

私立探偵マニー・ムーン

¥770

商品レビュー

4.1

24件のお客様レビュー

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2025/12/23

古き良きアメリカ、まだおおらかだった(と思われる)時代のアメリカが感じられる作品。なのに読みやすいのは、翻訳者の腕でしょうか。ハードボイルド&謎解き&オシャレな会話、といったエンタメ作品。保守本流って感じ。こういう雰囲気の作品はじめてでした。ちょっと長〜っ。

Posted by ブクログ

2025/12/23

主人公のマニー・ムーンはいかにもなハードボイルドキャラクターの私立探偵。そのキャラはブラックさもあるが割と常識的なのもあり、文章の雰囲気も含め、全体的に読みやすい。 警部補のハネガンが登場した際の紹介では、「態度は無愛想この上ないが、実際の話、彼のほうもだいたいのところおれのこ...

主人公のマニー・ムーンはいかにもなハードボイルドキャラクターの私立探偵。そのキャラはブラックさもあるが割と常識的なのもあり、文章の雰囲気も含め、全体的に読みやすい。 警部補のハネガンが登場した際の紹介では、「態度は無愛想この上ないが、実際の話、彼のほうもだいたいのところおれのことが好きなのではないかとおれは思っている」p54などと言っていて笑った。 「この男はひどく怒っていても状況が変わると甘言を弄して言い寄ってくるという特技を持っている。」笑 元金庫破りのジャッキー・モーガンなども、飲み屋でやられていたところを助けてやったことでなぜかやたら強く恩を感じたらしく、呼べばすぐ駆けつけるようになったらしいのだが、実際に呼んで仕事をした後、報酬にいくらか渡そうとしたらそうゆうつもりで働いたんじゃないと拒むという、普通に良い奴。 上記のように、キャラクターが魅力的である。 やはりカタカナの名前が飛び交うので少し読みづらいが、警部など主要キャラを覚えてしまえば、結構サクサク読める部類。続編があれば読みたい。 特にラスト・ショットは、特殊な設定だったのもあり、読後の満足感が高い。 著者作品は長い間、本国アメリカでも入手困難だったが、2012年以降、電子書籍で復刊が続いている。今回、初期七作をまとめて日本独自編纂の中篇集として刊行できたのは、この本国での復権によるものである。(解説より) もっと増えるといいな。 ↑途中まで読んだ感想 ↓最後まで読んだ感想 全755pとなかなかの量なのだが、読み始めたら飽きを感じることなく、数日かけて一気に読み終えることができた。この点は、私の中ではなかなかないことなので、評価を★4にしていたが★5にした。 小分けにされた作品をまとめた1冊というのもあるだろうが、毎回異なる関係性や真相であったり、合間に銃撃戦や駆け引きなどの刺激もあったりと、程よい刺激が常にある。 著者の本を今後意識的に読みたいし、著者についてもまた調べたい。エラリー・クイーン氏のゴーストライター(10冊分)を務めたことで界隈では有名らしい。

Posted by ブクログ

2025/12/21

7つの事件、どれもとても面白く、読みやすい。 過激な言動も鋭い推理もするムーンはもちろん、彼の周囲にいる人々も魅力的である。 まだまだムーンの推理を見ていたい。

Posted by ブクログ