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グローバル格差を生きる人びと 「国際協力」のディストピア 岩波新書2070
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2025/06/25 |
| JAN | 9784004320708 |

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グローバル格差を生きる人びと
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商品レビュー
4
15件のお客様レビュー
この本は、西アフリカ諸国の実態が書かれています。 ガーナなどの国の若者、英語を話せ高等教育を受けたけれども職につけない人が国際ロマンス詐欺をいっぱいしていて、それが裕福な白人から富を奪っているということで半ば正当化されていると書かれてあって驚きました。 また、アフリカ連合の駐米大...
この本は、西アフリカ諸国の実態が書かれています。 ガーナなどの国の若者、英語を話せ高等教育を受けたけれども職につけない人が国際ロマンス詐欺をいっぱいしていて、それが裕福な白人から富を奪っているということで半ば正当化されていると書かれてあって驚きました。 また、アフリカ連合の駐米大使だったチホンボリの言葉として、「ニジェールのウランの95%がフランスの30%以上の電力を供給している一歩で、ニジェールの国民の70%以上は家に電気がないのは何故でしょうか」 「ニジェールはウランをフランスにキロあたり80セントで売っています。他方で、他の西側諸国は同じウランをキロあたり200ドルや200ユーロで買っています」 というのが書かれてあって、先進国に利用されているアフリカ、という実態がわかりました。
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リアルなアフリカ諸国の現状と問題点が、筆者の経験とともに語られている本。 西側諸国による搾取が今もなお続いていると言っても過言ではないと思った。いつまで経っても真の意味での独立(自立)がなされないのは、支援という名の貧困ビジネスの上で社会構造が構築されてしまっているからだ。現地の声を聞かず、ただ西側諸国が食い物にしていると感じた。特に、緑の革命で現地の文化とも呼べる農法、自然サイクルを完全に破壊してしまったという歴史は実にグロテスクである。自立していた部分を奪い、貧困ビジネスに繋げている。 そして、若者が一攫千金を夢見て挑戦する国際ロマンス詐欺は、日本で言うパパ活のような雰囲気があると感じた。結局、窮地に追い込まれた者はそのような汚い手(色恋)を使う以外に方法がないのか。 筆者の言及する、現地での雇用機会を増やす取り組み、原材料の加工、商品の生産までを行う取り組みが増え、社会構造が変化することを願う。
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グローバル格差は、拝金主義を生み、ガーナでロマンス詐欺が人気の仕事になる。学生は詐欺のためのチャットで朝起きられない事態。 学校を卒業しても仕事がない。生活苦。詐欺で稼いだお金で親孝行ができて羨ましがられる。 大衆の陰謀論への共感は、アフリカに関する偏向報道から始まっている。西側の資金援助のために、アフリカの悲惨な場面ばかりが報道されていて、それに嫌気を指している。 フランスの金融帝国主義=旧宗主国のフランの植民地通過を使っている。フランの支配から抜け出せない。 カカオお生産はチョコレートの付加価値の6%しかない。一次産品をそのまま輸出するしかない。穀物を輸入するため。 緑の革命で、旧来の複数土地を肥沃回復させながら行う農業はなくなった。化学肥料がなければ生産できない。土壌が劣化した。化学肥料が買えなければ収量は増えず、手入れを怠るようになる。政府による援助がなければ、生産できなくなった。 女性が、女性を対象にする農業開発事業を歓迎する。収入が増えるため。しかしそのため、女性の仕事がますます増える。女性の過重労働問題が解決しない。 教育受けても食べていけないから、教育より稼ぎを選ぶ。その結果教育レベルが低いままになる。識字教育をすると国際詐欺が増える。 旧仏領諸国を中心に西側諸国の陰謀論が広がっている。緑の革命などの誤った援助と、単一作物への集中。 一次産品の輸出で外貨を獲得する植民地経済から脱却できない。
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