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普天を我が手に(第一部)
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普天を我が手に(第一部)

奥田英朗(著者)

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普天を我が手に(第一部)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2025/06/18
JAN 9784065388761

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商品レビュー

4.4

90件のお客様レビュー

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2026/06/14

感想 昔の時代は、共産主義はどうかと思うが、警察も資本家側に立って腐敗してるから結構めちゃくちゃだな。 どこかのアジアの国みたい。。。 絶頂期から転落へ。激動の時代は何が起こるか分からない。 最初は登場人物が多いから、読むのに苦労したが、これだけ壮大な物語でそれを交錯させて...

感想 昔の時代は、共産主義はどうかと思うが、警察も資本家側に立って腐敗してるから結構めちゃくちゃだな。 どこかのアジアの国みたい。。。 絶頂期から転落へ。激動の時代は何が起こるか分からない。 最初は登場人物が多いから、読むのに苦労したが、これだけ壮大な物語でそれを交錯させていく構成力がすごいな。 あらすじ 大正天皇が崩御し、昭和が始まる頃、男子が生まれなかった竹田家に志郎が生まれる。同じ頃、ヤクザの矢野家に四男の四郎が、森村家にノラが生まれる。 竹田耕三は陸軍で少佐をやっており、軍部内の争いの予感を感じていた。金沢のヤクザである矢野は市議会議員選で相手候補を蹴落とし、応援者を当選させる。森村タキは、群青という雑誌で編集者をやり、女性の参政権獲得に向けて活動していた。大連ではバンドマンの譲二は黒人のジャズバンドを呼び、興行を成功させる。 耕三は陸軍省中佐として奉天の張作霖爆破事件を調査しに行く。関東軍の自作自演だったが、軍は不問とすることに疑問を抱く。矢野は金沢で起きた工場労働者のストを抑えるべく、ストを扇動していたものを懲らしめて、ストを抑える。タキは金沢のストに失敗した加代を住まわせ、その後も自分の稼ぎ目当てに寄生する者が増えてイラついていた。女性を応援する議員の山本に傾倒するも山本は右翼の者に殺害される。ストレスが溜まり、妹に相談してノラを里子に出す。 耕三は陸軍省の一朝会が右翼とクーデターを目論んでいる情報を掴み、上層部に報告するが揉み消される。矢野は衆議院に頼まれて労働組合の解体を請け負っていた。小作農の組合解体を頼まれて出向く。タキはロシアから金を受け取り、モスクワを目指して旅をする。途中、奉天で譲二に救われる。そのうち柳条湖事件が起こり、関東軍が勝手に暴走し始める。譲二の商売は上がったりになるかと思われたが、満鉄の平山から溥儀を紹介される。 耕三は一朝会に対抗すべく、五日会を作り、賛同者を集める。タツイチは、政治家に頼まれて気付けば大日本菊友会の支部理事となる。タキは、共産主義として特高にマークされていた。教会の牧師と知り合う。譲二はダンスホールを経営し、上手く行っていたがアメリカから呼び寄せた楽団にスパイが混じっており、興行が失敗する。 耕三はアメリカから来た記者に嵌められ、憲兵に捕まる。ヤノタツは、北陸で頼られる存在になったが、タキの夫の安治に銃で撃たれる。タキは安治と別れて、牧師の池辺と結婚する。譲二は平山から満州の良さを伝える映画の依頼を受けて、人々の暮らしを撮影する。 耕三は一時的に広島に左遷される。その時、二二六事件が起きて騒然とする。その後、東京へ戻るが軍国化が進んでいた。ヤノタツは、あれよという間に菊友会の会長になり、東京に移り住む。タキは軍国化が進中で、加代が法を犯し、その連座で逮捕される。譲二は平山に従って阿片密輸の片棒を担がされていた。 耕三は国家総動員法が可決され、閑職へ追いやられる。中国との戦争を止めるため、フリーメイソンの伝手をたどる。タキは、加代に手を貸したとして収監されるが、匿名の夫人の働きにより釈放される。 耕三はワシントンで日米の戦争回避に動くが、日本が真珠湾を攻撃したと聞いてびっくりする。ヤノタツは金沢に帰り、朝鮮村の出先でヤクザの宮田に襲われて命を落とす。タキは、平穏に暮らしていたが、加代が反戦を訴えて逮捕されると、自分も反戦を訴えて逮捕される。譲二は、戦争が始まり、締め付けが厳しくなってきたことにウンザリしつつ、会社の存続に力を注ぐ。

Posted by ブクログ

2026/06/04

返却日が3日もオーバー、急いで読めなくもないが、それじゃあ筋を追うだけになってしまう。仕方なく332Pまで読んだ時点で一旦返却することにした。後にまだ2部と3部が待っているのだから・・・

Posted by ブクログ

2026/05/30

昭和の時代が始まり、日本という国が戦争に向かっていく中で、立場の異なる主人公たちが何を感じどう生きたか。 浮き立つ陸軍の中で現実派の竹田耕三、石川のヤクザの親分やのたつ、女性の立場向上のために編集者として働く森村タキ、そして満州で一旗あげようと渡った五十嵐譲二。 日本が、日本国民...

昭和の時代が始まり、日本という国が戦争に向かっていく中で、立場の異なる主人公たちが何を感じどう生きたか。 浮き立つ陸軍の中で現実派の竹田耕三、石川のヤクザの親分やのたつ、女性の立場向上のために編集者として働く森村タキ、そして満州で一旗あげようと渡った五十嵐譲二。 日本が、日本国民が戦争に向かって興奮状態になっていく中で、それぞれ戦争を望んでいないが、争うには力不足。こうやって始まっていくのかと背中が寒くなる。 「日本国民」とひとくくりにできるほど単純ではなく、それぞれに考えていたこともあったのだろうが時代のうねりの中翻弄されていったのだろう。 戦前という一つの時代が終わり、ついに真珠湾攻撃で日米戦争が始まったところで一部は終わる。 二部はいよいよ戦時。続きは読みたいが憂鬱だ。

Posted by ブクログ

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