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しろがねの葉 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2025/06/25 |
| JAN | 9784101203843 |

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しろがねの葉
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商品レビュー
4.2
124件のお客様レビュー
生きることの厳しさと美しさを深く描いた物語が展開される。主人公ウメは、家族と生き別れた後、山師・喜兵衛に拾われ、石見銀山の坑道で働き始める。銀山の暗闇や冷たさの中、彼女は男女の役割や労働環境に直面しながら、自身の生き方を模索していく。特に、ウメが抱える女性としての窮屈さや、彼女に影響を与える周囲の人々との関係が鮮やかに描かれ、彼女の強さと逞しさが際立つ。物語は、銀山での命の儚さや愛の重みを通じて、時代に翻弄される人々の姿を浮き彫りにし、読者に深い感慨をもたらす。生きること、愛することの喜びと哀しみが凝縮された、重厚で感動的な作品である。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
かつて転勤先の山陰に住んでいた頃、本作の舞台である石見銀山に足を運んだことがあった。当日は生憎の空模様だったが、しっとりと肌にまとわりつく湿度がこの土地の雰囲気に不思議なほどマッチしていて、今も印象深く記憶に残っている。本書を読んでいると、あの日感じた空気感とともに、数百年前にこ...
かつて転勤先の山陰に住んでいた頃、本作の舞台である石見銀山に足を運んだことがあった。当日は生憎の空模様だったが、しっとりと肌にまとわりつく湿度がこの土地の雰囲気に不思議なほどマッチしていて、今も印象深く記憶に残っている。本書を読んでいると、あの日感じた空気感とともに、数百年前にこの地で生きた人々の姿がリアルに目に浮かんでくるようであった。 物語は、石見銀山で山師に拾われた少女・ウメの波乱に満ちた人生を描いている。男たちと同じように、銀堀として働きたいと願いながらも、抗えない身体の変化や性差の壁に直面し、葛藤する姿に胸を締めつけられる。 やがて自らの性を受け入れて暮らしていく中でも、しろがねへの思いと間歩の深い闇にどこまでも翻弄されていく。どんなに足掻いても逃れられない宿命を背負いながら、闇に魅せられ、その中で命を燃やしたウメの生き様に切なさと虚無感を感じた。 またいつか石見銀山を訪ねてみたくなったし、その時は銀堀たちに想いを馳せながら、間歩の底知れない闇を感じてみたいと思った。
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石見銀山と共にあり続けた女性・ウメの物語。 ウメは誰よりも暗闇を見通す目という秀でた能力を持ちながらも、銀(しろがね)を掘りに山へ潜っていく男たちを羨ましく見送り、己は己の人生を送っていく。 山は男のものであり、女の居場所も男のもとであった。 しかし山は男たちの体を蝕んでいく。 ...
石見銀山と共にあり続けた女性・ウメの物語。 ウメは誰よりも暗闇を見通す目という秀でた能力を持ちながらも、銀(しろがね)を掘りに山へ潜っていく男たちを羨ましく見送り、己は己の人生を送っていく。 山は男のものであり、女の居場所も男のもとであった。 しかし山は男たちの体を蝕んでいく。 休み休み読んだ本だったが、飽きることは一切なかった。 お陰で最後まで読み切ることが出来た。 是非ウメの晩年まで読み切ってほしい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
本を読みながら涙が出たのは久しぶりでした。 特に描写シーンは凄まじく、多感な時期に読むと傷になりそうな程書き込みが深かった。 多感じゃない時期でも、なかなかに抉れた。 北方謙三さんの解説が入っていたが、その解説も相まって読後感が極まった。
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