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電報予告殺人事件
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2025/05/30 |
| JAN | 9784488029227 |

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商品レビュー
3.9
10件のお客様レビュー
ミステリーはあまり読まないんだけど、イギリス好きなので大変面白かった。 翻訳ものっぽい体裁で、18世紀のロンドンの描写もリアリティがあった。 なんとなく、舞台の台本っぽい雰囲気が名探偵津田を思い出させてそこもツボった。ww
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モールス信号を用いて遠くの相手とメッセージを交わせる電信事業の発展によって暮らしが変わりゆく19世紀の英国で、局長が不審死した場面に居合わせた女性電信士を探偵役に据えたミステリをやるならこの筆致よなという絶妙さ。 背景や主人公の人物像が馴染みよく入ってくる。 仕事に生き甲斐を持...
モールス信号を用いて遠くの相手とメッセージを交わせる電信事業の発展によって暮らしが変わりゆく19世紀の英国で、局長が不審死した場面に居合わせた女性電信士を探偵役に据えたミステリをやるならこの筆致よなという絶妙さ。 背景や主人公の人物像が馴染みよく入ってくる。 仕事に生き甲斐を持ちながらも婚期の不安に揺れるローラの元にタイミング良く現れた好青年との捜査もといデートパートが愉快な感じで読めつつ、先の展開も(周到ゆえに)読めつつ...だったんだが、2個目のトリックが明かされておっ?最後のトリックでおお?となったり。 電信ネタだけでいくつもアイデアを積み重ねていく手腕が前作同様の書きっぷりというか。 最後のトリックは一部が殊能将之の某作などでも使われてるアイデアだけど、この舞台設定だとなんか新鮮に見えたな。 古き良き海外ミステリ風の筆致に、こういうところの稚気は昨今のミステリだなと愉しいギャップがあった。 クリスティーの時代から既出のネタだったらすまん...。(?)
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ヴィクトリア朝大英帝国の巨大情報網の核となった電信事業。それを担う一員である電信士のローラ・テンパートンは、仕事と家庭を持つという夢の間で悩む日々を送っていた。 ある晩、彼女は電信局を訪れた局長アクトンの甥ネイト・ホーキンスを案内するが、アクトンは密室と化した局長室で死体となって...
ヴィクトリア朝大英帝国の巨大情報網の核となった電信事業。それを担う一員である電信士のローラ・テンパートンは、仕事と家庭を持つという夢の間で悩む日々を送っていた。 ある晩、彼女は電信局を訪れた局長アクトンの甥ネイト・ホーキンスを案内するが、アクトンは密室と化した局長室で死体となって発見された。容疑者と目されたネイトの無実を確信したローラは、自らの職能を活かして調査に乗り出すが…。こういう作品が好き!面白かった!犯人には全く共感できないけど。ずっと追いかけたい作家さんです。
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