フジコの十ヶ条

真梨幸子(著者)

• 販売会社／発売会社: 徳間書店
• 発売年月日: 2025/05/30
• JAN: 9784198660123

商品レビュー

2025/11/15

殺人鬼フジコ

大勢の人を殺し死刑となったフジコ

だが都市伝説としてフジコは生きているとネットでは評判だった

Q教団

フジコの信者

マスコミ関係者

弁護士

議員　議員秘書

それぞれがフジコの事件を置いかけもしくは追いかけているものと関わりがあったものが事故　自殺　不審死を遂げていた

その裏にあってつながっていたもの
無理やりその糸をつなげたもの

2025/10/27

登場人物がことごとく癖が強すぎて、いささか食傷気味である。誰にも感情移入できないのは著者の作品では珍しいことではないが、あまりにも誰も信用できな過ぎて疲れてくる。とはいえ、先が気になって仕方がないのは筆の魅力なのだろう。どこまでが妄想でどれが真実なのか、はたまた端から真実など明らかにするつもりがないのではないかとさえ思われる。確かなことは、みんなどこかしら狂っているということだけである。いつもに増して後味の悪い一冊だった。(褒めている)

2025/10/18

フジコと同じ年の富士子。フジコは死刑になっている。まだ、生きている、都市伝説。生前フジコに会ったという老婆、ご褒美マダムは詐欺師
フジコの十ヶ条がネットで拡散。
フジコの娘？

フジコと同じ年の富士子。大手出版社から子会社で嘱託。政治家の女秘書を調べる。
周りに不審死が多い。IT倉庫勤務で二人。介護施設で4人 名前は偽名。その名前の人物はカルト宗教QR 隠れ信者がいる。
猫を飼っている。ギャンブルにはまり、とばされた。上司は女絡みで会社の金不正使用。
職場にインターン2名。有望な方が死ぬ。
富士子の叔母が死んだ。パートナーから遺品整理を依頼。ヤクザだった。富士子が殺人事件で逮捕。ヤクザが頼んだ女弁護士、松井が1年かけて釈放。遺品の中にフジコについて書いてある原稿がある。なくなっていた。
猫の様子を見に行った若い男女が盗む。その二人は死んだ。富士子が殺したと松井は思う
富士子はあら環からの生還がベストセラー
富士子から連絡があり松井は会いに行く。
山梨県で松井の遺体発見。
マンション管理人はQR信者。富士子の隣人を殺し逮捕。
富士子な就職の世話をしたのは叔母のパートナーの小説家。その次がヤクザ。その悪の限りをつくしたヤクザも亡くなった