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怪談小説という名の小説怪談 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2025/05/28 |
| JAN | 9784101059815 |
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怪談小説という名の小説怪談
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商品レビュー
3.8
35件のお客様レビュー
「涸れ井戸の声」が印象的かな。どこかで読んだ「ない」方が印象的になるってのの、文章版だと感じた。「ない(わからない)」は想像力がとまらないし、逆にはっきり見える?のかな。 人怖、超自然的な怖いが多かった印象
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テレビでやる怪談ドラマ特番の大当たり回みたいな小説。ジャンルもスラッシャーや怪談やヒトコワもあり、多種多様。小説でしか味わえない仕掛けもあり、だいぶ楽しい。涸れ井戸の声という小説がとてもお気に入りで、日常に侵食してくる怖さがある。
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不条理で得体の知れない恐怖や原因不明のゾワゾワ感がガッツリあるが、それだけじゃなく、人間の心の奥底に潜むドス黒い悪意がビシバシ描かれていた。まさに怪談の真髄って感じだった。 ただ、澤村伊智の真骨頂、叙述トリックとビックリのどんでん返しが各話に仕込まれおり、ただの怖い話じゃ終わらな...
不条理で得体の知れない恐怖や原因不明のゾワゾワ感がガッツリあるが、それだけじゃなく、人間の心の奥底に潜むドス黒い悪意がビシバシ描かれていた。まさに怪談の真髄って感じだった。 ただ、澤村伊智の真骨頂、叙述トリックとビックリのどんでん返しが各話に仕込まれおり、ただの怖い話じゃ終わらない深みがあった。 短編集なのに一筋縄じゃいかない構成がよかったさ。特に『苦々陀の仮面』がお気に入り。モヤモヤっとした余韻、良くも悪くも心に残る感じが、怪談の醍醐味という感じで、たまらない短編だった。
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