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荒地の家族 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2025/05/28 |
| JAN | 9784101059617 |
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荒地の家族
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商品レビュー
3.6
9件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読んでいるとその光景が目に浮かぶそんな表現を、されており話が面白いというより文学的な面白さよりです。 地震のあとの情景が、たいけんできるかのようです。 読む人を選ぶかもですが、そんなにページ数も多くないので読んでみてください?
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閉塞感。雨が降りそうで降らない暗い空。空気が重い。 未来が見えないまま毎日がただ続いている。 防潮堤が出来て、お店が再開されて、戻って来た人もいる。それでも暗い空のまま進んで行く。 読んでいた自分の周りの空気も一段重くなった気がした。
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佐藤厚志、初読み。 『芥川賞』受賞作品。 40歳の植木職人・祐治。東日本大震災で仕事道具を失い、その2年後、妻・晴海を病気で亡くす。再婚し、妻・知加子との間に子どもを授かるも、生きて産まれてくることはなかった…そして、知加子は、祐治と啓太のもとを去る。 幼馴染・明夫は妻と娘を震...
佐藤厚志、初読み。 『芥川賞』受賞作品。 40歳の植木職人・祐治。東日本大震災で仕事道具を失い、その2年後、妻・晴海を病気で亡くす。再婚し、妻・知加子との間に子どもを授かるも、生きて産まれてくることはなかった…そして、知加子は、祐治と啓太のもとを去る。 幼馴染・明夫は妻と娘を震災で亡くし、みずからはがんを患っていた… 元の生活に戻りたい… が、戻れない… その思いを打ち消すように、身を粉にして、働く祐治。 同じ時代なのに、なぜだか昭和三十年代のような感じを受ける。 白黒でしか言い表せないような、薄暗い世界が広がっている。 そんな中、息子・啓太のために懸命に働く祐治。思春期を迎えた啓太との関係はぎこちない… 震災から10年以上が経った今も、震災から立ち直れない人たちはたくさんいるのだろう。 祐治のように、なんとか、なんとかして生きている人たちが。
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