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小説 木の上の軍隊 宝島社文庫
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小説 木の上の軍隊 宝島社文庫

平一紘(著者), 「木の上の軍隊」(株式会社こまつ座・原案井上ひさし)(原作)

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小説 木の上の軍隊 宝島社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 宝島社
発売年月日 2025/05/28
JAN 9784299067753

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商品レビュー

3.8

6件のお客様レビュー

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2025/11/09

実話を基に舞台化、映画化もされたノベライズ本。 2025年、戦後80年を迎えた今夏 先に映画を鑑賞し本作をやっと手に取り読了 山田裕貴演じる新兵(安慶名セイジュン:あげな)と 堤真一演じる上官(山下)を鮮明に思い浮かべながら 1頁1頁読みすすめました。 セイジュンの「帰りたい...

実話を基に舞台化、映画化もされたノベライズ本。 2025年、戦後80年を迎えた今夏 先に映画を鑑賞し本作をやっと手に取り読了 山田裕貴演じる新兵(安慶名セイジュン:あげな)と 堤真一演じる上官(山下)を鮮明に思い浮かべながら 1頁1頁読みすすめました。 セイジュンの「帰りたい」という声が 耳奥で響き、胸が苦しくなるばかりです。 一見、平和に見える現代の日本 どう生きていくか深く考えなければならない。

Posted by ブクログ

2025/08/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

映画は観ておらず、こちらの本が初見なのですが映画も是非観たいなと思いました。 今年で80年目を迎える終戦記念日を目前に読了。 戦争を題材にした小説を読む度に「遠い過去ではなく、たった80年前に本当にこんな戦争がおこなわれていたんだな」というとても稚拙な感想ですが、信じられないような想像もつかないような、そんな気持ちになります。 愛国心というのか...大日本帝国に忠誠を誓い、餓死寸前にも関わらず敵国の食料は食べないほどのお手本のような軍人である山下と、自分の生まれ育った島を愛し、親や親友を何よりも大切に想い、当時の思想に染まりきらなかった安慶名。 そんな正反対の2人が木の上で必死に戦い続け、そして最後には2年前に終戦していた事を知る。 その時の山下と安慶名の気持ちは計り知れないけれど、最後に山下が初めて新兵の名前を呼び、迎えに行ったのはすごくよかった。

Posted by ブクログ

2025/08/10

お二人がご健在の時を知っているので、横井庄一や小野田寛郎とオーバーラップするが、お二人と違うのは潜伏していたのが沖縄だという事。 奄美や小笠原でも同様の事が起きた可能性(実際起きていた?)もあったが、本土ではまず起こり得なかっただろう。これらの各地域がいかに敗戦後も逆境に置かれ...

お二人がご健在の時を知っているので、横井庄一や小野田寛郎とオーバーラップするが、お二人と違うのは潜伏していたのが沖縄だという事。 奄美や小笠原でも同様の事が起きた可能性(実際起きていた?)もあったが、本土ではまず起こり得なかっただろう。これらの各地域がいかに敗戦後も逆境に置かれ続けていたか、想像し続ける努力は必要だし出来る事だと思う。 谷島屋書店本店にて購入。

Posted by ブクログ