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王者の挑戦 「少年ジャンプ+」の10年戦記
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王者の挑戦 「少年ジャンプ+」の10年戦記

戸部田誠(著者)

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王者の挑戦 「少年ジャンプ+」の10年戦記

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2025/05/09
JAN 9784087881080

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商品レビュー

4.1

18件のお客様レビュー

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2026/02/26

登場人物がみなさん熱い。仕事に疲れたり自信がなくなったときに読むと元気が出そうな良い作品。マンガも読みたくなります。

Posted by ブクログ

2026/01/28

自分の好きな作品を陰で支えている人々の懸命な努力、楽しんで仕事をしていることを知ることができてとても刺激になった。 環境の変化にいち早く対応していくことは大企業こそ難しいが、常に意識していなければならないと思った。

Posted by ブクログ

2026/01/26

王者の挑戦 「少年ジャンプ+」の10年戦記 長年、紙の『週刊少年ジャンプ』を読み続けてきた私にとって、デジタル媒体である「ジャンプ+」はどこか遠い存在だった。親友がその面白さを熱心に説いていても、心のどこかで「自分は紙の世代だから」と線を引いていた部分があったのかもしれない。しか...

王者の挑戦 「少年ジャンプ+」の10年戦記 長年、紙の『週刊少年ジャンプ』を読み続けてきた私にとって、デジタル媒体である「ジャンプ+」はどこか遠い存在だった。親友がその面白さを熱心に説いていても、心のどこかで「自分は紙の世代だから」と線を引いていた部分があったのかもしれない。しかし、細田成規氏によるこの10年戦記を読み終えた今、その認識は根底から覆された。これは単なるプラットフォームの成功譚ではない。紙のジャンプが築き上げた「王者」としての矜持を胸に、ネットという荒野で大の大人たちが血の滲むような試行錯誤を繰り返した、泥臭くも熱い挑戦の記録である。 本書の核心は、ジャンプが黎明期から守り続けてきた「新人の発掘」と「アンケート至上主義」という二本の柱が、デジタルという未知の領域でどう変容し、あるいは深化していったかにある。かつて、後発誌だったジャンプが先行する大手誌に勝つために選んだ「新人に懸ける」というスタイルは、10年前、ネットの波に晒された集英社にとっても最大の武器となった。ネット漫画がまだ海のものとも山のものともつかなかった時代、彼らが直面したのは「紙のジャンプを脅かす存在になるのではないか」という内部の懸念や、ハードが変わることで自分たちの存在意義が揺らぐ恐怖だったはずだ。しかし、彼らが導き出した答えは極めてシンプルだった。サービスやシステムがどれほど進化しても、最終的に人を惹きつけるのは「コンテンツの圧倒的な面白さ」でしかない、という結論である。 特に印象的だったのは、ジャンプ+という箱を立ち上げる際、単なる「紙の代替品」を作るのではなく、ネットならではの実験場として定義しようとした編集者たちの執念だ。彼らは、紙では不可能な表現や、読者との新しい距離感を模索し続けた。失敗を恐れずに挑戦し、もがきながらも回答を出し続ける。その過程で『怪獣8号』や『SPY×FAMILY』といったメガヒットが生まれていく様子は、まさに王者が自らの手で新たな王座を築き上げていくドキュメンタリーを観ているようだった。 この物語を読んでいて、私は自分の生き方や姿勢を投影せずにはいられなかった。私自身、日々の仕事やブログ運営において、変化に戸惑い、時に足が止まることもある。だが、この本に登場するリーダーやクリエイターたちは、目先の利益に惑わされることなく「コンテンツ・オンリー・ナンバーワン」という信念を貫いた。自分たちの強みがどこにあるのかを突き詰め、ハードの変化をむしろ好機と捉えて荒波に飛び込んでいく。その「かっこよさ」は、30代を迎えた今の私にとって、強烈な刺激となった。 また、ジャンプの歴史を紐解く中で語られる、かつての編集長たちの「若手への声かけ」や「読者を徹底的に意識したコンセプト」といったエピソードも興味深い。小中学生をターゲットに据え、アンケートでシビアに評価を下すという伝統が、デジタル空間での「バズ」や「シェア」という現代の指標と見事に接続されている事実は、本質的な価値は時代を超えて普遍であることを証明している。 読後に残ったのは、圧倒的な「熱」だ。良い人材が集まる土壌を作り、失敗を許容しながらも最高の結果を求める。そんな理想的なリーダーシップと、それに応える才能の連鎖が、今の「ジャンプ+」という現象を作り上げたのだと確信した。これまで紙のジャンプにこだわっていた自分が、今では「次は何を読んでみようか」とアプリを開くのを楽しみにしている。 最後に、本書が教えてくれたのは「王者の挑戦に終わりはない」ということだ。完成されたシステムに安住せず、常に自分たちの存在意義を問い直し続ける。その姿勢がある限り、ジャンプはこれからも王者であり続けるのだろう。私自身も、自分のフィールドにおいて「自分にとってのコンテンツとは何か」を問い続け、もがきながらも挑戦を忘れない人間でありたい。 次は、この本で得た興奮をそのままに、まだ見ぬジャンプ+の名作群に飛び込んでみようと思う。

Posted by ブクログ

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