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天路の旅人(下) 新潮文庫
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天路の旅人(下) 新潮文庫

沢木耕太郎(著者)

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天路の旅人(下) 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2025/04/23
JAN 9784101235394

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商品レビュー

4.1

29件のお客様レビュー

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2026/02/01

時代に翻弄された稀有な人生だ。西川は、旅を続けられたとしたらどこに向かったのだろうか? 木村がちょっと苦手だな…

Posted by ブクログ

2026/01/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・あらすじ 第二次世界大戦末期、8年かけて中国奥地からインドまでラマ僧に扮して潜入した西川一三。 彼の旅路を西川自身の著作とインタビューから描き出す。 ・感想 西川さんは本当に稀有な人物。 こういう姿勢で自分を生きることが出来る人ってそうそういないと思う。 「自分を生きる」って自分勝手とか身勝手とかではなく西川さんの様な人のことを言うのかもなって思った。 「日本のため」という口実と目的、本人の気性と行動力が噛み合って実現した8年間の旅路は西川さんだけのもの。 私には彼の様な生き方は到底不可能なので、本になることでその8年間の旅路の一欠片でも感じることができて、とても楽しかった。 「自分を低い場所に置くことができればどこでだって生きていける」 「多くのものを貰いすぎ、背中のウーグルに溜め込みすぎるということは荷を重くすることであり、前に進む歩みを辛くする事でもある。それは拓鉢においてのことだけでなく生きていく上での大事な事なのかもしれない」 たくさん心に残った文章はあるけど特にこの二つが沁みた。 欲望にはキリがないからもっともっとと求めてしまう。 社会の発展には人類のそういう性質は必要不可欠なんだけど、進み続ける、上り続けるって疲れることでもあるよなって思う。 行動力と好奇心と忍耐力を持ちすぎて、生物として純粋に強く肉体的にも精神的にも恵まれてるのでどこでだって生きていける。 ただ西川さんの様な人は現代日本のような情報管理社会には適正はない人なんだと思う。 それでも晩年の様にこうと決めたら淡々とした日々を過ごすこともできるんだろう。 そこが彼の「強さ」なんだと思った。

Posted by ブクログ

2025/12/29

西川一三とは、如何なる人物なのか。 そして我々にとって、旅とはなんたるものなのか。 西川という人物を世間は、あるいは読者は、 そして実際に関わりを持った多くの人々は どのように評し、何を思うのだろうか。 "真面目" "勤勉" "...

西川一三とは、如何なる人物なのか。 そして我々にとって、旅とはなんたるものなのか。 西川という人物を世間は、あるいは読者は、 そして実際に関わりを持った多くの人々は どのように評し、何を思うのだろうか。 "真面目" "勤勉" "奇人" "頑固" "偉大" "勇敢" "一途" "寛大" 良いものもあれば、それは悪いものもある。 この作品に触れれば当然、その勇敢さや目標への遂行力の高さに自然と目がいくだろう。 だが、しかしどうだろうか。 帰国後の彼は、戦後間もない日本で髭を伸ばし続け、 ターバンを巻き、それはまさにインド人、という格好で、自身の地元山口県地福で農業に従事していたのだ。 一節にもあったように、この人物を只者として見れる人がどれだけいただろうか。 間違えなく奇人だろう。 彼は囚われないのだ。 もしくは、彼は執着がない。 しかし、彼が唯一追い続けたもの、執着したものといえば、それこそが未知への冒険であり、旅だろう。 彼の未知への執着は凄まじいものがある。 彼はとても人情に厚い人間である、 多くのものとの出会いがあり、そして出会った多くのものたちを魅了し、彼にとって"生きる道"はありふれていただろう。それは彼自身の実直さや素直さ、 あるいは他者理解や他文化への理解を示そうとする努力の賜物だろう。 また一度決めたことは可能な限り曲げない。 ただ、それが難しいとなれば、究極的にはその道を捨てる判断できる、また捨てた判断に対して執着することはない。 何と美しき人間の姿だろうか、 しかし、そんな彼でも旅へは執着をした。 旅とは我々にとって如何なるものだろうか。 また彼は、自身の旅が書籍となり、 「報われた」と考えたのだ。 これもまた、彼が若干にせよ執着した部分だろう。 それでも彼は決して、それを広めたいとは思わなかった。自身の旅が未完に終わったこと、そしてこれを終わらせるための手段だったのだろうか。 自らの選択のままに生きれることを、彼は最も美しく尊いものと捉えていたのだろう。 それでもそれが遮られた時に、与えられたものに抗おうとはしない。 我々は少し、何かに囚われすぎているのかもしれない。ありのままに生きることは容易なことではない。 ただそこに、"旅"という選択があるのならば、 それは我々を救うだろう。 同時に旅とは、何かという問いに若干の光を差す。 旅に意味を見出さなくても良いのだ。 未知への想いがあり、それに従い生けるのならば、 それで良いのだ。 西川の旅は終わり、そして人生という大きな旅を終え、我々も同様に幾つもの旅が終わり、そして人生を終える。 何と美しき旅に触れられただろうか、 この旅文学は、我々を旅に駆り立てさせる。

Posted by ブクログ