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沈黙 ハヤカワ・ミステリ文庫
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沈黙 ハヤカワ・ミステリ文庫

アン・クリーヴス(著者), 高山真由美(訳者)

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沈黙 ハヤカワ・ミステリ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2025/04/23
JAN 9784151853029

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商品レビュー

4.3

19件のお客様レビュー

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2025/10/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前作同様、事件の舞台となった地域に根付く人々の生活や心情が丁寧に書き込まれ、濃密なコミュニュティ空間で起きた自殺や連続殺人について、地道に捜査していくスタンスは変わらない。前回は主役刑事とそのパートナーを中心に物語が進行したが、今回は、脇を固める刑事2名がそれぞれの家庭での葛藤も交え物語の中心となり進んでいく。ルーシーも健在。厚いけど手が止まらず一気に読んでいける面白さ。犯罪解明としての鮮やかさを問う小説でなくすっきり感は少ないものの、とても心に残る一冊。新刊が出る前に別シリーズに手を出す予定。

Posted by ブクログ

2025/09/20

シリーズ2作目。最後の最後になるまで、登場人物と同じく五里霧中。 主人公の後ろから、デヴォンシャーの地方を歩き回って雨に打たれているような気分。 謎解きミステリというよりは、警察の丹念な捜査を一緒に見て、一歩一歩犯人に近づいていくような感覚。 事件を追う刑事たちも、家族や同僚、...

シリーズ2作目。最後の最後になるまで、登場人物と同じく五里霧中。 主人公の後ろから、デヴォンシャーの地方を歩き回って雨に打たれているような気分。 謎解きミステリというよりは、警察の丹念な捜査を一緒に見て、一歩一歩犯人に近づいていくような感覚。 事件を追う刑事たちも、家族や同僚、めんどくさい上司との関係にモヤモヤしたりしながら何とかチームで仕事に当たっている様がリアル。 色々な人物の視点でストーリーが進むので、お互いこういうところ評価してるんだ、とか実はこう思っている、というのが自然に語られていく。バージニア・ウルフの灯台形式というか、同じ国の人か…。 当然捜査中の警察官にもプライヴェートがあって、家族との関係が緊張状態になったり気を遣ったり、本筋とは関係ないはずなのに非常に細やかに描写されていて、今回はロス、大丈夫なんか…?と地味にハラハラした。 3作目も翻訳待ってます!

Posted by ブクログ

2025/09/11

TVドラマ化されている『ヴェラ警視』シリーズは荒涼たるイギリスの大地で、人々の愛憎が描かれた。皆が秘密を隠そうとするクローズドサークルを、やや強引なヴェラが乗り込んできて、収拾にあたる。さて、本編はそれよりは明るいイメージ、というか、そもそもセンターに立つ捜査者のイメージが真逆で...

TVドラマ化されている『ヴェラ警視』シリーズは荒涼たるイギリスの大地で、人々の愛憎が描かれた。皆が秘密を隠そうとするクローズドサークルを、やや強引なヴェラが乗り込んできて、収拾にあたる。さて、本編はそれよりは明るいイメージ、というか、そもそもセンターに立つ捜査者のイメージが真逆である。  男性の恋人がいる、やり手のマシュー・ヴェン警部シリーズ第二弾。今度も彼の夫ジョナサンがかかわるコミュニティで事件が起こる。ジョナサンが複合施設を運営しており、様々な人が出入りする。こう言っては何だが、容疑者、被害者、そして事件の宝庫である。ジョナサンは当事者として関係者に関わり、マシューはあくまで捜査する者として関わる。一方は人間善性説を信じ、一方は職業柄、必ず誰かが何かを隠している=嘘をついている、と思わなければならない。衝突、摩擦も起こるが、お互いの愛情が最後は融和剤になる。饒舌な人ほど真っ先にボロを出すため、さしたる悪人ではない。今回確かに犯人は沈黙していた。巧みに、目立たぬように沈黙を貫く犯人を、あなたは見つけられるだろうか?

Posted by ブクログ