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夜の道標 中公文庫
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夜の道標 中公文庫

芦沢央(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2025/04/22
JAN 9784122076402

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夜の道標

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商品レビュー

4

85件のお客様レビュー

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2026/03/11

桜介お前って奴は! 「みんなやってる」をキーワードに 殺人事件、当たり屋など 何故そこに行き着いたのか? 犯人、女、父、母?そして僕ら!一見繋がない話が 少年の想いを紡ぐ様に… 「嘘と隣人」に繋がる平良正太郎の刑事時代のストーリー

Posted by ブクログ

2026/03/05

普段古い本ばっか読んでいてミステリもそんなに読まないので、1年以内に文庫化された本を読むのは新鮮。どうかなと思っていたが、惹き込まれた。 ドタバタぐにゃっとしたオチが苦手なのだが、そうした印象は受けず、その後どうなるのか想像の余地を残す最後も良かった。

Posted by ブクログ

2026/03/04

芦沢央さん『夜の道標』 ------------ 1. 背景、テーマ:1996年、「正しさ」が変容する過渡期の闇 物語の舞台は1996年から1998年。 それは現代のような「発達障害」という概念が定着する前夜です。「精薄(精神薄弱)」という言葉がまだ公然と使われ、旧優生保護法...

芦沢央さん『夜の道標』 ------------ 1. 背景、テーマ:1996年、「正しさ」が変容する過渡期の闇 物語の舞台は1996年から1998年。 それは現代のような「発達障害」という概念が定着する前夜です。「精薄(精神薄弱)」という言葉がまだ公然と使われ、旧優生保護法の影が色濃く残る時代です。 法律や社会が掲げる「支援」や「善意」が、実は当事者を深く傷つけ、否定するものであったとしたら? 本作は、「良かれと思ってなされたことが、人を死に追いやる」という救いのない逆説をテーマに、時代が生んだ悲劇を浮き彫りにします。  ------------ 2. 物語の中心人物:交錯する「持たざる者」たち • 阿久津 弦(あくつ げん): 恩師である塾講師を殺害したとされる容疑者。軽度の知的障害があり、言葉を字面通りにしか受け取れない危うさを持つ。 • 橋本 波留(はしもと はる): 父親から虐待を受け、公道を走る車にぶつかる「当たり屋」を強要されている小学生。 • 戸川 勝弘: 被害者の塾講師。障害児教育に熱心で「聖人」と慕われていた男。彼こそが阿久津にとっての唯一の道標でした。 ------------ 3. 動きだすシナリオ:半地下の窓が開くとき 戸川が殺害されてから2年が経過します。 阿久津は同級生の豊子の家に潜伏し、息を潜めて生きていました。 一方、飢えと暴力に晒される波留は、偶然見つけた阿久津の潜伏先の小窓から、彼と接触します。 「殺人犯」と「虐待される子供」。 社会から存在を否定され、公助からも見捨てられた二人が、暗闇の中で手を取り合う皮肉な救済の物語です。 阿久津が波留の願いを叶えるために外の世界へ踏み出そうと決意したとき、止まっていた2年前の事件の真相と、警察の捜査が激しく動き出します。 ------------ 4. 読み終えて:真の「道標」を誰が示せるのか 読み終えて突きつけられるのは、「子供に罪はない」という言葉の重みと、それを守れなかった社会の罪です。 戸川先生が生徒の阿久津に与えていたのは「教育」ではなかったのです。 では、何を与えたのか? ここが、物語の核心となります。 私たちは、誰かを救おうとする自分の「正しさ」が、相手を追い詰めているかもしれません。 この小説は、下記の問いかけを投げ込んできます。 私たちは、世界を歩く誰かのために、壊れない道標を立てられているのか?? 本作は、その問いを一生消えない火傷のように、ジリジリと心に残す作品でした。

Posted by ブクログ