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芭蕉はがまんできない おくのほそ道随行記 集英社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2025/04/18 |
| JAN | 9784087447651 |
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芭蕉はがまんできない おくのほそ道随行記
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商品レビュー
3.7
6件のお客様レビュー
松尾芭蕉の代表作「おくのほそ道」 芭蕉と弟子の曾良の奥州旅を、曾良の時点で描く物語でした。 学校で習った程度の浅い知識しかなかったので、様々なことが興味深かったです。 俳句が芭蕉の手直しによって、ちょっと言葉を変えるだけで大きく印象が変わるところとか、曾良と同じように「おおーっ...
松尾芭蕉の代表作「おくのほそ道」 芭蕉と弟子の曾良の奥州旅を、曾良の時点で描く物語でした。 学校で習った程度の浅い知識しかなかったので、様々なことが興味深かったです。 俳句が芭蕉の手直しによって、ちょっと言葉を変えるだけで大きく印象が変わるところとか、曾良と同じように「おおーっ」となりました。 芭蕉は変人だし、曾良は辛気臭いし、読み進めるのがしんどい時もありましたが、最後まで読むとなかなか爽やかな心持ちになれます。
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<目次> 略 <内容> 『青春と読書』(2023.8~2024.10)連載のものを加筆訂正したもの。河合曽良を主人公に、松尾芭蕉の『おくのほそ道』の道中を描いたもの。オーソドックスながら、俳句の解釈はすごい。そこまで考えるかはともかく、文学的にもなかなかなものでは?
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著者は私の大学の後輩にあたる。主に青春小説を書いてきたのだが、本作では誰もが知る松尾芭蕉を取り上げている。しかも、これまた有名な『おくのほそ道』が題材だ。視点人物は、芭蕉の弟子であり旅の同行者の曾良である。 曾良が、芭蕉より5歳年下であることは初めて知った。芭蕉は「俳聖」な...
著者は私の大学の後輩にあたる。主に青春小説を書いてきたのだが、本作では誰もが知る松尾芭蕉を取り上げている。しかも、これまた有名な『おくのほそ道』が題材だ。視点人物は、芭蕉の弟子であり旅の同行者の曾良である。 曾良が、芭蕉より5歳年下であることは初めて知った。芭蕉は「俳聖」などと呼ばれても、聖人とは言えないだろうと予想はしていた。しかし、これほど子供っぽいところがあったのは驚きである。これではマネージャあるいはアテンダント役の曾良が気の毒でしょうがない。曾良に感情移入しそうになった。 そして作中で曾良が何度も繰り返し驚嘆するのは、芭蕉の「作り直し」 の才が凄いこと。不世出と言っている。作り直しの天才か。それから「俳句」と「俳諧」の違いが少しわかった。
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