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あわこさま 不村家奇譚 新潮文庫
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あわこさま 不村家奇譚 新潮文庫

彩藤アザミ(著者)

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あわこさま 不村家奇譚 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2025/02/28
JAN 9784101211626

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あわこさま 不村家奇譚

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商品レビュー

3.6

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2025/11/22

東北地方の旧家・不村家では、数代に一度、特別な子供が誕生する。人知を超えた才知を授かる事から、繁栄の兆しと崇められる一方、「あわこさま」と呼ばれる怪異があると恐れられてもいた。 異形の奉公人たちの手で守られる平穏が瓦解したとき、人々は思い出す。あわこさまは不村に仇なすものを絶対に...

東北地方の旧家・不村家では、数代に一度、特別な子供が誕生する。人知を超えた才知を授かる事から、繁栄の兆しと崇められる一方、「あわこさま」と呼ばれる怪異があると恐れられてもいた。 異形の奉公人たちの手で守られる平穏が瓦解したとき、人々は思い出す。あわこさまは不村に仇なすものを絶対に許さない、と。 異形の血脈を受け継ぎ、異形の奉公人たちに囲まれ暮らす東北地方の旧家・不村家。「あわこさま」と呼ばれる正体不明の存在が憑く、「水憑き」の一族の、100年以上の歴史を様々な人物の視点から追う年代記です。 怪しく、恐ろしく、悍ましく、でもどこか美しく悲しい。 全7章で構成されており、ある語り手で不完全だった部分が他の語り手の情報で補完されたりはしますが、どちらかと言えば余白が多いというか、語り手の心情部分以外は解釈の余地の多いお話しかと思いました。 特に、特定人物への愛や執着の重い複数名の登場人物は、その感情を抱くに至った過程が気になる。好きだから好き、でも別にいいんですけどね、それもまた愛なので。 扱っているテーマ上、割とショッキングなシーンも多いですが、身体的・精神的に欠損や不自由を抱えた人々、家や憑き物筋という柵に捕らわれた人々の悲哀と決意、様々な形の愛情を感じる事の出来る一冊です。 個人的に好きなキャラクターは詠子とコウ。浮世離れしていつつも、人間らしい弱さが好きです。

Posted by ブクログ

2025/06/14

東北地方の旧家·不村家では数代に一度、特別な子どもが誕生する また不村家には『あわこさま』と呼ばれる怪異がおり、周囲の人々から恐れられていた… …というあらすじからわくわくするホラー! 1900年代からおよそ100年、語り手が変わりながら不村家について描かれている ただホラーな...

東北地方の旧家·不村家では数代に一度、特別な子どもが誕生する また不村家には『あわこさま』と呼ばれる怪異がおり、周囲の人々から恐れられていた… …というあらすじからわくわくするホラー! 1900年代からおよそ100年、語り手が変わりながら不村家について描かれている ただホラーなだけでなく、読み進めていくうちに不村家の因縁めいた哀しさが分かってくる 怖いというより、どちらというか物悲しい印象が強かった 怖さはそんなになくするすると読み終えた

Posted by ブクログ

2025/04/24

独特な世界観と静かな不気味さがずっと続くホラー小説。 あわこさまが別に何をしてくるわけでもなくただ周りに気配を感じてまとわりついてくる感じがジワジワとしています。最初は喰った足だけの存在だったのにコウとヨウの時には首なしの体になって、奈央の時は逆に顔だけ。口があると怖さが一気に上...

独特な世界観と静かな不気味さがずっと続くホラー小説。 あわこさまが別に何をしてくるわけでもなくただ周りに気配を感じてまとわりついてくる感じがジワジワとしています。最初は喰った足だけの存在だったのにコウとヨウの時には首なしの体になって、奈央の時は逆に顔だけ。口があると怖さが一気に上がる感じがします、なんか食べられそうとか、あわこさまの感情が出てきてる感じがしてゾッとするというか。 個人的にはキャラクターとしては木村が好きです笑 客観的な立場にいながら事の顛末を見届けてる感じが好きです笑 どハマりとまではいかなかったのですが推理物のミステリーを読んでる時の気分転換にテイストの違うホラー小説を読むにはさくっと読めました。

Posted by ブクログ