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ひのえうま 江戸から令和の迷信と日本社会 光文社新書1348
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ひのえうま 江戸から令和の迷信と日本社会 光文社新書1348

吉川徹(著者)

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ひのえうま 江戸から令和の迷信と日本社会 光文社新書1348

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2025/02/19
JAN 9784334105532

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ひのえうま

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商品レビュー

3.4

20件のお客様レビュー

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2026/02/17

丙午年生まれ年の女性は「よくない」という迷信があって、1966年には出生数が極端に落ち込んだという話は広く知られている。 でも丙午年生まれの女性の何が「よくない」のか、いつ頃からそうした迷信が流布されたのか、なぜ人々は迷信を受け入れ続けたのかはあまり知られていない。 本書はそうし...

丙午年生まれ年の女性は「よくない」という迷信があって、1966年には出生数が極端に落ち込んだという話は広く知られている。 でも丙午年生まれの女性の何が「よくない」のか、いつ頃からそうした迷信が流布されたのか、なぜ人々は迷信を受け入れ続けたのかはあまり知られていない。 本書はそうした丙午忌避の実態をデータに基づき解説と評価をしている。 1906年明治の丙午年生まれの女性が被った迷信の被害の深刻さは想像を超えていた。 そして、本年2026年の出生数に丙午の迷信はどれだけ影響を与えるであろうかを考察している。 本書が解説する丙午忌避の歴史的実情と、本年令和の丙午が出生数に与える影響についての考察のいずれも説得力のあるものだった。

Posted by ブクログ

2026/02/15

いつも利用している図書館で本書を見かけまして、今年はひのえうま、ということもあり、借りて読んでみました。 著者の吉川氏は、1966年(ひのえうま)生まれの社会学者。 坂本冬美の「夜桜お七」は、ひのえうまに関する俗説が生まれるきっかけとなったと考えられている「八百屋お七」(166...

いつも利用している図書館で本書を見かけまして、今年はひのえうま、ということもあり、借りて読んでみました。 著者の吉川氏は、1966年(ひのえうま)生まれの社会学者。 坂本冬美の「夜桜お七」は、ひのえうまに関する俗説が生まれるきっかけとなったと考えられている「八百屋お七」(1666年生まれ)を歌ったものだったのですね。 本書で初めて知りました。 ひのえうまの俗説については、もっと古くから話があるのかと思いきや、1666年生まれの女性による1680年代の放火が発端なので、歴史としては350年ほど。 その後のひのえうまは、1726年、1786年、1846年、1906年、1966年、2026年(今年)の6回。 1846年には、人口の推移がある程度の確度でわかっていたようなのですが、そのデータから、1846年生まれの子(女子)に対しては、それなりの規模で間引きが行われていたことが読み取れるようですね。 1906年生まれの女性については、ひのえうま生まれであることを苦にした自殺も1920年代に多数あったようです。 ひのえうま生まれの女性については、非科学的なことを理由に、ひどいことが行われてきた、あるいは悲惨なことがたくさん起こってきたことを知り、いたたまれない気持ちを抱きながら読み進めることとなりました。 1966年のひのえうまについては、その年生まれの人は少なかったわけですが、その結果、進学や各種大会における競争率が下がり、メリットもそれなりにあったようで、総じて幸せな人生を送ってきているようです。 そして今年、2026年のひのえうまについては、俗説の影響はもはやなさそうなので、ひのえうま騒動については、これでピリオド、ということになりそうです。 「やれやれ」ということでいいのですよね、きっと。

Posted by ブクログ

2026/02/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2026年は丙午と言うことで手に取りました。 人口減少や社会文化の変化から、体感として令和の丙午による出生の凹みは起こらないと考えていましたが、それを丁寧に言語化してくれていました。また、時代によって丙午による出生減の要因や方法が異なることは意識できていなかったので新鮮でした。 60年後には「ひのえうま」の存在自体が薄れているだろうことを考えると、なんだか寂しくも思いました。

Posted by ブクログ