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魔法を描くひと
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2025/02/07 |
| JAN | 9784041153314 |

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商品レビュー
3.2
11件のお客様レビュー
レベッカも真琴も性別や時代に影響を受けて生きづらい人生だけど、信頼できる人たちに会えて、それが財産だなと思う。 女性だからすごいじゃなくて、属性に捉われず生み出されたものがすごいって評価されるべきって件に同意。 でも結局「未来を切り開いた女性たちがいた」って括られちゃうんだよね。...
レベッカも真琴も性別や時代に影響を受けて生きづらい人生だけど、信頼できる人たちに会えて、それが財産だなと思う。 女性だからすごいじゃなくて、属性に捉われず生み出されたものがすごいって評価されるべきって件に同意。 でも結局「未来を切り開いた女性たちがいた」って括られちゃうんだよね。それが悪いとも思わないけど、少し居心地の悪さは感じる。
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1940年代のアメリカで性差別と戦い乍ら、自分たちの作品を手がける女性アニメーター。伝説の彼女らに憧れる派遣のアニメーター真琴。 過去と現代の二つのストーリーをディズニーで働くアニメーターの目を通して描いている。アメリカの物語が凄く良かった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
一応別名にしているが、ディズニーで働く女性たちの2つの時間軸の物語。 一つは20世紀初頭、ディズニー勃興期にアニメータやイラストレイターとして働いたレベッカとその仲間達が、女性ゆえの地位的差別や、世界恐慌第二次世界大戦などの激動の中で働き生きた物語。 もう一つはコロナ期つまり現代日本の契約社員真琴が、展覧会の企画に携わる中でディズニー勃興期に活躍した女性たち(つまり一つ目の物語)を知ることになり、その世界を探る物語。 いつ仕事がなくなるか、いつ首になるか、分からないなか、男性や正社員より安い給料で単純労働を優先的にさせられる、能力ある女性たちの苦闘。男である俺が読んでも本当の辛さは分かったものではないのだろうけど。 才能と努力でのし上がっていく姿は美しく正しい。それが大いに分かっているのに、何故が調子のよさとか口先三寸とかで成功したり、親の七光りでなんとかなっているヤツらもいて、そういう連中の居所を作るために才能と努力のヤツが座る席が足りなくなる。 普通によくある話…で済ませていたから、席には無能しかいなくなって、どうにもこうにも暮らしにくい世の中になってしまった…今の日本は、いやアメリカもロシアもイスラエルも、世界中が劣化して行ってる原因の一つはそういうことなのかも知れないな。 白雪姫の肌を日焼けさせるとか、そんな事じゃないと思うよ、多分。
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