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日本経済の死角 収奪的システムを解き明かす ちくま新書1840
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2025/02/07 |
| JAN | 9784480076717 |

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日本経済の死角
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日本経済の死角
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商品レビュー
4.1
86件のお客様レビュー
この30年、日本の生産性はあがっているのに賃金はあがっていないなど、日本経済の長期停滞について書いた本。 「収奪的」とか「包摂的」というあまり聞きなれない言葉がよくでてきたものの、いまいち意味が分からなかったけど調べてみると、「収奪的」とは「既存の秩序や利益を壊し、奪い取るよう...
この30年、日本の生産性はあがっているのに賃金はあがっていないなど、日本経済の長期停滞について書いた本。 「収奪的」とか「包摂的」というあまり聞きなれない言葉がよくでてきたものの、いまいち意味が分からなかったけど調べてみると、「収奪的」とは「既存の秩序や利益を壊し、奪い取るように変化を起こす性質」、「包摂的」とは「排除せず、社会の中に取り込み、誰もが参加できるようにする性質」のことをいうらしい。 日本経済は収奪的システムになってるけど、包摂的になってほしいと思って書かれた本なのだろうなと思った。 それにしても、ドイツのほうが日本より労働生産性はあがってないのに、ドイツのほうは賃金あがって、GDPもドイツに抜かれてるという。 本当、ただただ日本が悪くなってるだけな気がしてきた。 だいたい、高齢化で介護分野の労働力が必要とされてるのに、その介護分野の賃金はあがってないっておかしな話だよなと思う。需要曲線どうなってるんだと。 著者によると、基本的に長期雇用制は望ましいとのこと。なんだかんだいって、この制度のおかげで高度成長期に発展してきたというのはあるのかも。ただ、それも限界がきてそうなのでちょっとずつ変えていく必要があるのだろうなと思った。少なくとも、一気に帰るのは混乱を引き起こしてしまうのでダメらしい。 ジョブ型雇用を導入すると、一発屋やゴマすり屋ばかりが社内に跋扈するだろうとのこと。確かに、短期的にしか物事をみれなくなってしまう人は増えそうな気がする。 個人的に、最後の第7章の「イノベーション社会はどう飼いならすか」がこの本の中では一番面白かった。 イノベーションというといいことのように思うけど、基本的に収奪的なものらしく、それによって損をする人もいるらしい。確かに、イノベーションを起こすことによって仕事が無くなったり、収入が減る人は中にはいるのだろうな。 ちなみに、コンピューターが普及してきた時代であっても、統計上は生産性に変化はなかったらしい。むしろ、ITの仕事って残業が多いことも多いし、確かに生産性あがってるのかと思うことも多いのかもしれない。 さすがにAIの時代になると生産性あがってる気はするけど。 テクノロジーと経済格差は、常に裏腹の関係とのことだけど、うまくその波に乗っていきたいもの。
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日本経済の何が問題なのか?なぜ円安がここまで進んでしまうのか根本の原因に焦点を当てている。 漠然と分かっているつもりになっていた日本経済の構造がだいぶ上辺だけで理解してたんだなと気付かされました。 とても勉強になる良い本でした。
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日本の長期低迷の元凶は ①儲かっても大企業が溜め込んで、賃上げや人的投資が長く疎かにされたこと ②社会保障制度のアップグレードを政府が怠ったため、セーフティーネットから外れた人がふえたこと 時間あたり労働生産性は、アメリカには負けるが、ドイツ、フランスには勝っているのに、、、日...
日本の長期低迷の元凶は ①儲かっても大企業が溜め込んで、賃上げや人的投資が長く疎かにされたこと ②社会保障制度のアップグレードを政府が怠ったため、セーフティーネットから外れた人がふえたこと 時間あたり労働生産性は、アメリカには負けるが、ドイツ、フランスには勝っているのに、、、日本だけ賃金が上がっていなかった。 バブル崩壊後、メインバンク制の終焉とともに、大企業はリスクを取らず、設備投資を控え、ゼロベアで人件費も抑え、万が一のために利益剰余金を積み上げた! それがリーマンショックや東日本大震災、コロナ危機時に有効に機能したため、、、抜け出せなくなっている。 我々はゼロベアであることを忘れていた。属人ベースでは、毎年、定期昇給で給与が増えていたので、なんとなく、豊かになっていたように勘違いしていた。ベアは、ゼロだったのに、、、
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