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地政学 あの国の本当の思惑を見抜く
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | サンマーク出版 |
| 発売年月日 | 2025/01/24 |
| JAN | 9784763141880 |

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商品レビュー
4.6
111件のお客様レビュー
地政学を始めて学ぶ人でも理解しやすい内容で、現代世界の大国であるアメリカ、中国、ロシア、ヨーロッパ(NATO)、日本を地政学の視点で大陸国家・海洋国家として捉えそれぞれの地理的な強み、弱みを様々な文献を引用しながら端的に示し、世界情勢、国家の思惑を地政学視点から理解する一助になっ...
地政学を始めて学ぶ人でも理解しやすい内容で、現代世界の大国であるアメリカ、中国、ロシア、ヨーロッパ(NATO)、日本を地政学の視点で大陸国家・海洋国家として捉えそれぞれの地理的な強み、弱みを様々な文献を引用しながら端的に示し、世界情勢、国家の思惑を地政学視点から理解する一助になった。①勢力均衡②国家間の思惑の不確実性の払拭が平和において必要となる。地政学上、敵対国に不信が募るのは必然である。平和を「理想」で語るのではなく、各国が置かれた地理・政治的な「現実」を見つめ、対話をしていくことが重要。 本書を読む際には、世界地図を広げながら読むと理解がより深まる内容と感じた。 【メモ】 『アメリカはなぜ他国に干渉し続けるのか』 世界平和のためには国家間の勢力均衡が必要となる。ユーラシア大陸は人口・資源ともに多く、その地域で覇権を握ることが世界覇権国家となると言っても過言ではない。アメリカは太平洋、大西洋に囲まれた海洋国家で守りに強く、周辺に脅威となる国家がないため自国の直接的な防衛に費用をかけなくても良い。一方で攻めには弱く、世界を征服する国家=アメリカにとっての脅威になるうる国家が出現しないようにユーラシア大陸での勢力均衡を目指し、各国に基地を配置している。 『ロシアはなぜウクライナを攻めるのか』 地政学上、大陸は攻めることに強く、守りに弱いため、緩衝地帯を広げることで中心部への戦略縦深を確保し続けるジレンマに置かれている。特にロシアは北ヨーロッパ平野という敵国が攻めやすい地形によって領地を奪われてきた歴史がある。 この地政学の視点でウクライナ戦争を捉えると、ロシアとNATOの緩衝地帯であったウクライナがNATOに加盟した場合、国境が接することになり、ロシアにとっては脅威となる。 『地政学上日本の立場はどのようなものか』 日本は海洋国家であるが、朝鮮半島が大陸との「橋」となり、攻められてきた歴史があり課題だった。そのため、徳川の朝鮮出兵など大陸国家になろうとした。 日本はユーラシア大陸の潜在覇権国(中国・ロシア)の海洋進出において、重要な地理状況にあり、大国の勢力を抑える役割を担っている。台湾も同様。
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各大国が有する地政学的リスクを、地理的制約による弱みから分析していて、非常に面白かった。テクノロジーが発展した今日においても地理が及ぼす影響は依然として大きいこと、今の現状を踏まえて対話による擦り合わせを着実に行うことが、平和への近道というところを学ばせてくれた良書。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
地政学という視点が、各国の行動原理を探るのにはとても有益。日露戦争と朝鮮戦争の根本は同じ、という指摘にはしびれた。何度か読み返したい良書だと思う。
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