商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | サンマーク出版 |
| 発売年月日 | 2025/01/24 |
| JAN | 9784763141880 |
- 書籍
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地政学 あの国の本当の思惑を見抜く
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地政学 あの国の本当の思惑を見抜く
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4.5
86件のお客様レビュー
・地理の宿命を人間の意思で克服することは可能 ・理想を捨てず、現実を見る ---以下要約--- ■ 序章:なぜ今「地政学」を学ぶのか ・国際情勢がますます「地理・地形・資源・陸海・国境」の制約に左右されるようになってきている。 ・特に冷戦終結後、経済成長・グローバル化が強調さ...
・地理の宿命を人間の意思で克服することは可能 ・理想を捨てず、現実を見る ---以下要約--- ■ 序章:なぜ今「地政学」を学ぶのか ・国際情勢がますます「地理・地形・資源・陸海・国境」の制約に左右されるようになってきている。 ・特に冷戦終結後、経済成長・グローバル化が強調されたが、最近は安全保障・地政学的要因が再び重要になっている。 ・「地理とは檻である。国という囚人がその檻の中で何をできるかを考えねばならない」――筆者のメタファー。 ・本書の軸として「海/陸」という二元の切り口を用い、国の思惑・行動を地理条件から読み解く。 ■ 第1章:アメリカ ― 強そうで弱い国 ・海洋国家としての優位性(海上交通路の支配・大洋の自在性)を持つが、典型的な“島状”ではなくユーラシア大陸に隣接し、「大陸プレッシャー」に曝される。 ・広大な国土・多様な気候・複数の隣国との関係――それゆえ「万能」ではなく、制約も抱える。つまり強大だが“弱点”も内包している。 ・アメリカの外交・軍事的行動の背後には、海洋国家としての「外圧を防ぐ/外へ拡張する」という構造的ロジックがある。 ■ 第2章:ロシア ― “平野に呪われた”国 ・ロシアは広大な平原(ユーラシア大陸内陸部)を抱えるため、防衛線が長距離化し、外部からの侵入に常に曝されてきた。 ・また、寒冷地域・港が冬季に閉ざされるという地理条件が、外への展開・経済的開放の妨げになっている。 ・このような“陸国家”の構造は、領土拡大・影響圏確保を国家戦略化させ、結果として対抗軸を生みやすい。 ■ 第3章:中国 ― “海洋国家になろうとする大陸国家” ・中国は元来、広大な大陸国家としての地理を背景にしてきたが、21世紀において“海へのアクセス・海洋プレーヤー”になろうとしている。 ・その変化は、隣接海域(南シナ海、東シナ海)および海上交通路支配志向という形で現れており、従来の「大陸国家の論理」と「海洋国家の論理」が混じり合う。 ・これにより、中国の行動解釈には「内部構造(人口・資源・経済) × 外部地理(海洋アクセス・近隣諸国)」という二重レンズが必要となる。 ■ 第4章:日本 ― “大陸国家になろうとした海洋国家” ・日本は典型的な海洋国家:島国で、海洋交通・海洋資源・対外依存度が高い。だが、地政学的に“ユーラシア大陸との橋”としての位置も持つ(=朝鮮半島・台湾海峡を通じて大陸と関わる)。 ・そのため、日本の安全保障・外交戦略には「海洋国家としての強みを保持しつつ、大陸プレッシャーとどう折り合うか」が鍵となる。 ・日本の思惑を読むには、「島国だからこうだ」「大陸だからこうだ」という単純な線引きではなく、交差する位置性を理解することが必要。 ■ 終章:地政学から得られること ・地政学を知ることで、国(あるいは国家群)の行動・意図・限界を「なぜそのように動くか」という構造的な背景から理解できる。 ・単なる「この国は強い/あの国は弱い」というステレオタイプではなく、地理・地形・アクセス・資源・隣国関係など“枠組み”を押さえた分析が可能となる。 ・自分の頭で“なぜこの国がこの選択をしたのか”を考える習慣がつく。地理こそが「選択の枠(檻)」を決めており、その枠を知らずして判断を下すことは危うい。 ・また、国家だけでなく個人や企業、キャリア構築においても、同じような“地理的・構造的制約”の視点を持つことが有効。
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単純にここに、この国があるからという説明ではなく、だからこういう争いが起きるなど、過去の歴史も含めての説明があるので、他の本屋で売られている地政学書より深く知ることができると感じた。 これをきっかけにYouTubeも見たが、面白くて一気見状態だった。 当時の国のトップはどう考え...
単純にここに、この国があるからという説明ではなく、だからこういう争いが起きるなど、過去の歴史も含めての説明があるので、他の本屋で売られている地政学書より深く知ることができると感じた。 これをきっかけにYouTubeも見たが、面白くて一気見状態だった。 当時の国のトップはどう考えていたのかの説明も面白かった。 ただの想像ではなく、多くの資料を基に検証しているので説得力がある。
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面白かった 朝鮮と日本の関係が豊臣秀吉から根深いってことや、大陸国家は隣国に苦しめられてた、遊牧民がパワーバランスに影響していたなど 世界史の知識とつながっていくのが面白い ロシアがウクライナを、中国が台湾の必要性がわかって、ニュースの背景や意味がわかり勉強になった 誰かに...
面白かった 朝鮮と日本の関係が豊臣秀吉から根深いってことや、大陸国家は隣国に苦しめられてた、遊牧民がパワーバランスに影響していたなど 世界史の知識とつながっていくのが面白い ロシアがウクライナを、中国が台湾の必要性がわかって、ニュースの背景や意味がわかり勉強になった 誰かに話したくなる本でした
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