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続・日本軍兵士 帝国陸海軍の現実 中公新書2838
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2025/01/22 |
| JAN | 9784121028389 |

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続・日本軍兵士 帝国陸海軍の現実
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商品レビュー
4.2
27件のお客様レビュー
戦争における日本軍の実態を深く掘り下げた本書は、兵士たちが直面した厳しい環境や生活条件を描写し、戦病死の割合が高まった背景を明らかにしています。約230万人の兵士が命を落とした中で、戦闘以外の要因が大きな影響を与えたことに驚かされます。特に、食糧不足や衛生管理の不備、劣悪な装備が兵士たちの命を脅かした事実は、従来の戦争の見方を覆すものです。前作と重複する部分も多いですが、より詳細に分析されており、兵士を人間として扱わない組織の構造がいかに悲劇を生んだかを強く印象付けます。アメリカ軍との対比を通じて、兵士を大切にする意義を考えさせられる内容となっています。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
工業力や資源に乏しい国家が総力戦に臨んだとき、どのような悲惨な現実が生じるのか。そして、そのしわ寄せが最も重くのしかかるのは誰なのか。本書は、日本軍兵士の実態を通して、そのことを痛感させる一冊である。 日本陸海軍は、軍隊の近代化を進めるなかで、1920年代以降、軍事医療や衛生、兵...
工業力や資源に乏しい国家が総力戦に臨んだとき、どのような悲惨な現実が生じるのか。そして、そのしわ寄せが最も重くのしかかるのは誰なのか。本書は、日本軍兵士の実態を通して、そのことを痛感させる一冊である。 日本陸海軍は、軍隊の近代化を進めるなかで、1920年代以降、軍事医療や衛生、兵士の食事を意味する給養などの面でも改革に取り組んできた。しかし、長期化する日中戦争と、それに続く太平洋戦争のなかで軍備の拡張と戦線の拡大が進むと、兵士の生活や健康を支える体制は次第に圧迫されていく。 限られた軍事予算が戦闘能力の向上に優先的に振り向けられた結果、軍服や軍靴、防水具などの装備、食糧の確保、さらには海軍艦艇における兵員の居住環境の改善などは後回しにされていった。日米の装備や食糧事情、艦内の居住環境を比較すると、兵士の生命や健康を支える体制には大きな隔たりがあったことが分かる。 戦争の長期化と戦線の拡大は、兵員不足を招き、徴兵の対象も拡大させた。その結果、兵士一人ひとりに行き渡る装備や食糧は、ますます不十分なものとなっていった。 日本軍兵士の死者には、戦闘による戦死だけでなく、病気や飢餓による死が数多く含まれていた。食糧不足や栄養の偏りは兵士の体力を奪い、南方ではマラリアなどの感染症や脚気も深刻な問題となった。さらに、米軍などによる海上交通の遮断によって補給が途絶えた地域では、餓死者が続出した。戦場で銃弾や爆弾によって命を落とすだけが、兵士の死ではなかった。病気と飢餓もまた、多くの兵士の命を奪ったのである。 戦争の長期化に伴う兵員不足は、徴兵の対象を拡大させ、体力面で不利な者や中年男性、障害を抱える者まで動員されるようになった。戦争を継続するための無理な動員が、兵士一人ひとりにさらなる負担を強いていったのである。 戦後の日本では、軍事史研究に対して警戒感が根強く、戦争を正当化する学問と受け取られることもあった。しかし、軍隊の組織や兵站、兵士の生活、戦争による被害の実態を歴史学の立場から明らかにすることは、戦争を美化することとは正反対の営みである。戦争がなぜ悲惨な結果をもたらしたのかを具体的に検証することは、戦争を回避するための知見にもつながる。近年、日本史研究者の間でも軍事史への関心が広がっている。本書は、日本軍兵士の実態を通して軍事史研究の意義を考えさせる一冊であり、一読に値する。
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※このレビューにはネタバレを含みます
日本軍兵士の続編であるが、戦闘そのものよりも、兵士の食料、病気への罹患率など衣食住についての資料を調べたものである。いままでこうしたものはなかったので、太平洋戦争に関しての論文を書こうとする学生、特に生活科学の学生は役に立つであろう。
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戦前国家予算に占める軍事費 日本は 75% アメリカは47% 日清戦争から満州事変まで戦死者における戦病死率が減っていく 日露戦争は史上初めて戦闘による死者数が戦病死者数を上回る しかし日中戦争から再び戦病死率が増える 森鴎外 脚気予防のための玄米・麦食に反対 徴兵検査 軍医による高学歴者への配慮 そもそも大学進学率は3% 現代は50% 平均身長165 軍の白米食への憧れ 脚気対策へのパン食の導入もこれにより不評 カレーライス、カツレツ、オムレツ、シチューなどは好評 平均3000キロカロリー 米食は大量の水必要、時間がかかる カロリーはあるものの炭水化物偏重 虫歯対策の過小評価 徴兵数の増加に伴う知的障害、聾、吃音の兵士の増加 盲は飛行士のマッサージ師 輸血の不足 軍靴の不足による草鞋の兵士 マラリア、疥癬とくに海軍で 詐病の増加、軍医の高圧化へ 「出たがりません勝つまでは」 食料をめぐる日本軍兵士間での戦闘 大東亜戦争という呼称→それなら日清戦争は明治27.8年戦役になる 体重比40%の装備 長台関の悲劇 駆逐艦、潜水艦の居住性軽視 高カロリー食による臓器への負担
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