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よろずを引くもの お蔦さんの神楽坂日記 創元推理文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2024/12/18 |
| JAN | 9784488430146 |

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よろずを引くもの
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商品レビュー
3.8
9件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
目次 ・よろずを引くもの ・ガッタメラータの腕 ・いもくり銀杏(ぎんなん) ・山椒(さんしょ)母さん ・孤高の猫 ・金の兎 ・幸せの形 西條奈加にハズレはないからなあ、と油断して、シリーズの最新刊をうかつにも読んでしまった。 しかも時代物ではなかったよ。 神楽坂で履物屋を営む元芸者のお蔦さんと、その孫の望(のぞむ)が、町で起こったちょっとした事件を解決していくシリーズ。 料理なんぞまったくやらないくせに、元芸者だっただけあって舌の肥えているお蔦さんの家で食事を担当しているのが、孫である高校生の望。 彼の作るおいしそうな料理も、このシリーズの売りの一つと思われる。 けれど、読みながら「シリーズを遡ってまで読まなくてもいいかな」とも思っていた。 面白く読んではいるものの、この程度の本なら他の作家もたくさん書いているからなあ、と。 なんでこのように感じてしまうのか、つらつら考えるに、重たいものを背負っていないからではないか。 現代に生きる男子高生と、元芸者はさておき履物屋さんの前に、頻繁に重大な秘密や背負いきれない重圧を背負った人間は現れない。 身分制度があるわけでもない現代で、命の危機も逃れられない運命もさほどない。 と思ったのだけど、『孤高の猫』を読んで、また考えが変わる。 現代は現代の、どうしようもない境遇や閉塞というものがあるのだった。 『いもくり銀杏』でのワンオペ育児に疲れた母、『孤高の猫』でのSNSが暴く過去の不祥事に翻弄される家族。 やっぱり最初から遡ってみようかな。
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西條奈加さんの現代小説。 珍しい!と思って手に取ったのですが、実はシリーズ4作目。それでも前作未読でも問題なく、楽しく読めました。 舞台は神楽坂。 元芸者で、今は商店街の人気者のおばあちゃん・お蔦さんと、料理上手な高校生の孫・望くんを中心に、7つの短編が描かれます。 万引き事...
西條奈加さんの現代小説。 珍しい!と思って手に取ったのですが、実はシリーズ4作目。それでも前作未読でも問題なく、楽しく読めました。 舞台は神楽坂。 元芸者で、今は商店街の人気者のおばあちゃん・お蔦さんと、料理上手な高校生の孫・望くんを中心に、7つの短編が描かれます。 万引き事件や、行方不明になった美術作品、ちょっと切ない家庭の事情など、日常の中の小さな出来事がテーマ。でもどの話にも、人の弱さや優しさが静かに滲んでいて、読み終わるたびに立ち止まって考えさせられました。 中でも印象に残ったのは、過去と向き合う大人たちの姿や、子どもに対する「深追いしない優しさ」。正解を押しつけない距離感が、この作品らしさなのかなと思います。 シリーズものですが、この一冊からでも十分楽しめました。 これは他の巻も読まねば…という使命感が湧いています。
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シリーズ第4弾 7話からなる短編集 タイトルにもなっている「よろずを引くもの」での万引き事件。神楽坂の人情で上手くまとめたように書かれているが、実際に被害が大きくて廃業になってしまう店もあることを考えるとモヤモヤする シリーズ最初と違い、大きな事件性をはらんだ内容にはならな...
シリーズ第4弾 7話からなる短編集 タイトルにもなっている「よろずを引くもの」での万引き事件。神楽坂の人情で上手くまとめたように書かれているが、実際に被害が大きくて廃業になってしまう店もあることを考えるとモヤモヤする シリーズ最初と違い、大きな事件性をはらんだ内容にはならなくなったが、それでも1つ1つのテーマは重いものがある。それゆえにお蔦さんの一言で解決してしまうのも安易にも思えなくはない 望と楓の話はなくてもいいかな
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