商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2024/12/18 |
| JAN | 9784488430146 |
- 書籍
- 文庫
よろずを引くもの
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
よろずを引くもの
¥770
在庫あり
商品レビュー
3.7
7件のお客様レビュー
シリーズ第4弾 7話からなる短編集 タイトルにもなっている「よろずを引くもの」での万引き事件。神楽坂の人情で上手くまとめたように書かれているが、実際に被害が大きくて廃業になってしまう店もあることを考えるとモヤモヤする シリーズ最初と違い、大きな事件性をはらんだ内容にはならな...
シリーズ第4弾 7話からなる短編集 タイトルにもなっている「よろずを引くもの」での万引き事件。神楽坂の人情で上手くまとめたように書かれているが、実際に被害が大きくて廃業になってしまう店もあることを考えるとモヤモヤする シリーズ最初と違い、大きな事件性をはらんだ内容にはならなくなったが、それでも1つ1つのテーマは重いものがある。それゆえにお蔦さんの一言で解決してしまうのも安易にも思えなくはない 望と楓の話はなくてもいいかな
Posted by 
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
202503/平積みにひかれシリーズ4作まとめて。西條奈加先生の時代小説は読むけど、こういう現代物語は初。登場人物達は個性的・魅力的で、人気シリーズなのが納得。事件パートは、都合良すぎたりリアリティがなかったり、理由や原因が納得も共感もしがたいものであったりで自分には微妙に思えたけど、ジュブナイルとしてならアリかも。子供にはヘヴィな大人の事情や人間関係等が容赦なく、きれいごとで終わらせないのは西條作品っぽい。望の彼女が親戚というのはちょっと嫌悪感。物語上では後から親戚だと知ったとはいえ、わざわざ親戚設定にしなくてもと思ってしまう…。創作につっこむのはヤボだけど、警察含め周囲の人達が頼りにしているとはいえ一般人のお蔦さんになんでもほいほい話したり、登場人物達の倫理観が自分とあわなかったり、スッキリしないとこも多いけど、面白く読めたので以降もチェックしようと思う。 お蔦さんの神楽坂日記 シリーズ 1)無花果の実のなるころに 2)いつもが消えた日 3)みやこさわぎ 4)よろずを引くもの
Posted by 
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
人生いろいろ。どんな人物も何かを抱えて生きている。 そうした人の心にするりと入ってしまうお蔦さんは偉大。 今回は表題作と『孤高の猫』が心に染み入りました。
Posted by 
