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張良
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張良

宮城谷昌光(著者)

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張良

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2024/12/06
JAN 9784120058578

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商品レビュー

4.1

7件のお客様レビュー

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2025/02/13

張良は代々韓の宰相の家系で、春秋時代、始皇帝の後、劉邦(高祖)の宰相・軍師となり活躍した人物だ。張良は「鋭い勘」と「人を見抜く力」で周りから慕われた人物、その「勘」は綿密で且つ的確な情報網に支えられていた。(我を知り敵を知る) 春秋時代、始皇帝は宰相に「法吏」の李斯を登用(法を重...

張良は代々韓の宰相の家系で、春秋時代、始皇帝の後、劉邦(高祖)の宰相・軍師となり活躍した人物だ。張良は「鋭い勘」と「人を見抜く力」で周りから慕われた人物、その「勘」は綿密で且つ的確な情報網に支えられていた。(我を知り敵を知る) 春秋時代、始皇帝は宰相に「法吏」の李斯を登用(法を重んじる官僚「法吏」、薬学に詳しい「方士」そして、伝統を尊ぶ学者「儒生」)「法吏」だけを重要視した、そのことが敗北に繋がったとある。劉邦(高祖)は決断も行動も素早く、また人を信頼し、公平平等に人を育て、不成者でも人の扱いが上手く反秦・反項羽の兵士を多くかき集めた、とある。劉邦の言葉「誅策では我は子房(張良)に及ばず、糧道では蕭何に及ばず、戦いでは韓信に及ばない、この3者は皆傑人であるが、我は彼らを用いた。これが我の天下をとった所以である」とあくまでも謙遜的だった。また、始皇帝の軍師・丞相李斯の言葉「どんなに才能があっても、環境が悪ければその才能は生かされない」

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2025/01/26

学生時代以来20年以上ぶりにこの方の小説を読んだ 期待していたほどのものではなく、後半の盛り上がりにかけ、あっさりしすぎている気がした 多分、せっかくの背水の陣や鴻門の会などの有名な話についての描写がかなり軽すぎるからじゃないか。歴史小説は、司馬遼太郎のように小説部分と著者の時代...

学生時代以来20年以上ぶりにこの方の小説を読んだ 期待していたほどのものではなく、後半の盛り上がりにかけ、あっさりしすぎている気がした 多分、せっかくの背水の陣や鴻門の会などの有名な話についての描写がかなり軽すぎるからじゃないか。歴史小説は、司馬遼太郎のように小説部分と著者の時代考察が良い塩梅で混ざっているものと、藤沢周平のように物語としての小説のみから成り立ち、登場人物の生活や感情の機微に焦点を当てられ、歴史の大きな流れや考察は背景として留めているものに分かれる。宮城谷昌光は明らかに司馬遼太郎的なのである。 読んでみて思うのは、おれは藤沢周平的なもののほうが好きだな。

Posted by ブクログ

2025/01/25

張良の一生であるが、有名な始皇帝暗殺未遂から漢の劉邦の援助の数々。立ち上がる時に出会った黄石のお告げが成就した時が漢の建国。お礼参りに行き、黄石を拾い帰還した。 ちょっと盛り上がりには欠けたので、星三つ。

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