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秋葉断層
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2024/11/25 |
JAN | 9784163919201 |
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商品レビュー
3.7
14件のお客様レビュー
読み終わった後思わず悲鳴をあげた。うっそ、こんな終わり方があるんだ、ちょっと酷い。 コールドケースの地層シリーズ第3段、水戸部さんが主人公で、今回は神田の27年前の轢き逃げ事件を再捜査。相変わらず読ませる文章は流石。読者に投げかける終わり方はちょっと頂けない。
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特命捜査対策室シリーズ第3弾。 27年前秋葉原で起きた轢き逃げ事案に殺人事件の可能性が浮上し、万世橋署の交通課警官と合同捜査をすることになった警視庁特命捜査対策室の水戸部刑事。 古い轢き逃げ事故を殺人として立件する証拠を上げることができるのか……。 どことなくチグハグなバディ...
特命捜査対策室シリーズ第3弾。 27年前秋葉原で起きた轢き逃げ事案に殺人事件の可能性が浮上し、万世橋署の交通課警官と合同捜査をすることになった警視庁特命捜査対策室の水戸部刑事。 古い轢き逃げ事故を殺人として立件する証拠を上げることができるのか……。 どことなくチグハグなバディ。やる気があるのかないのかよくわからない柿本と特命のエース水戸部。このページ数でどう決着をつける?と思ったらまさかの……。 まあ、無理やり決着をつけるよりは現実的なのかもしれないけど、警察小説としてはモヤっとするかな〜。最後に水戸部がつかんだ真実とそれに対する処し方はなかなかにハードボイルドで佐々木譲らしくはあったけどね。
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97年の未解決ひき逃げ事件… 秋葉原の文化や歴史、関わる人々と交流しながら事件を紐解く #秋葉断層 ■あらすじ 秋葉原の万世橋署に、97年におこった未解決のひき逃げ事件の情報が入る。当時の被害者は秋葉原電気店の経営者であった。捜査一課特命捜査対策室の水戸部は、所轄交通課の柿本と...
97年の未解決ひき逃げ事件… 秋葉原の文化や歴史、関わる人々と交流しながら事件を紐解く #秋葉断層 ■あらすじ 秋葉原の万世橋署に、97年におこった未解決のひき逃げ事件の情報が入る。当時の被害者は秋葉原電気店の経営者であった。捜査一課特命捜査対策室の水戸部は、所轄交通課の柿本と共にコールドケースの解明に着手する。果たして彼らは30年近くも前の事件を解決できるのか… ■きっと読みたくなるレビュー 秋葉原は良く行くんですよ。先週もブックオフ秋葉原店に行って、その後で美味しいカレーを食べました^^ もうかつての電気街ではありませんよね。今やアニメ、ゲーム、エンタメなどオタク文化の象徴のような街で、外国人の皆さんが楽しめる観光地でもあります。 本作はそんな秋葉原を舞台にした警察小説。街の文化や歴史、街に関わる人々とも交流しながら、30年近く前の未解決事件を少しずつ紐解いていくのです。 やはりイチ推しポイントは、秋葉原をテーマにしているところでしょう。よく知る人は親近感があるでしょうし、馴染みのない人であればどんな場所か想像して楽しむことができる。 また呑み屋が少なく酔っ払いが少ないとか、商売人の感度が鋭いとか、勉強になる情報も多くて面白いんすよ。今度秋葉原に行くときは、目的地ばっかりじゃなくて、街並みも楽しみたいと思いました。 さて物語は未解決事件の捜査がメインなんですが、これぞリアルな警察捜査。手がかりひとつひとつを当たっていく、可能性を確実につぶしていくという、なんとも地味な作業。聞き込みも派手な尋問じゃなくて、淡々と会話が繰り広げられるんですよね。 しかしその地味な作業の中にプロの警察官としてワザが光るんです。む…怪しいっ と眼光鋭くなる瞬間がカッコイイんすよね~、しびれました。 また登場人物の水戸部と柿本がいいコンビなんすよ。捜査一課キャリアでバリバリの水戸部と、所轄交通課のまったり公務員の柿本。序盤は互いに距離感を調整しながらの共同捜査なんですが、捜査が進むにあたって関係性に深みが増してくる。特に柿本のやる気の伸び具合が良すぎなのよ、成長って人との出会いがきっかけになるんだよなぁ。 そして終盤の切れ味ですよ、もはや日本刀よりも鋭かったです。ですよねって展開にはなっていくのですが、しっかりと幕引きをしてもらって読後感もいい。優秀な人はちゃんと覚悟を決めれるんですよ。 さて特命捜査対策室シリーズ、初めて拝読しました。これまでの作品も気になっちゃうよ! 前作は新宿・荒木町、代官山ですかー。時間見つけて読んでみたいと思いますっ ■ぜっさん推しポイント 刑事は嘘を見抜くプロってことは知ってるんですが、こういった警察小説の会話を見ていると、やたら現実感があるんすよね。ほんの少しの言葉尻を捕えて疑ったり、話題を避けたことから真相を導いていったり、さすが刑事って感じでちょっと怖い。独断の派手な捜査やドンパチなんかなくても、読み応えたっぷり最高でした!
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