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タイガー田中 角川文庫
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タイガー田中 角川文庫

松岡圭祐(著者)

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タイガー田中 角川文庫

定価 ¥1,166

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2024/11/25
JAN 9784041156940

タイガー田中

¥935

商品レビュー

3.6

5件のお客様レビュー

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2025/01/23

007の原作をタイトルしか知らないので、イマイチ世界観には入れませんでしたが、田中父娘が良いキャラでした。特に娘の斗蘭がクールビューティーで格好良い! スピード感があって、一気に駆け抜けた感じでした。

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2025/01/19

007は二度死ぬのタイガー田中が帰ってきた! 映画の丹波哲郎を想像して読み始めると、イアン・フレミングの原作版のスピンアウトとわかる。それでも原作通りの緊迫感と、ボンドのニヒリズムと相反する熱さが伝わってくるのは原作のパスティーシュとしては上々だと思う。しかし、知っている場所でや...

007は二度死ぬのタイガー田中が帰ってきた! 映画の丹波哲郎を想像して読み始めると、イアン・フレミングの原作版のスピンアウトとわかる。それでも原作通りの緊迫感と、ボンドのニヒリズムと相反する熱さが伝わってくるのは原作のパスティーシュとしては上々だと思う。しかし、知っている場所でやりすぎやろ、というほどのドンパチを繰り広げられると、逆に笑ってしまう。映画版で舞台になった国の人々も同じ気持ちだったのだろう。

Posted by ブクログ

2024/12/18

かつて井上一夫がフレミングの遺族に差し止めを食らって、成しえなかった日本人作家による007後継小説、しかも上質サスペンスとして登場!こりゃもう快挙だ。正直、映画の007しか知らなくて「二度死ぬ」「黄金の銃」を読んだこともないような人はお呼びではない。あのボンドの詠んだ英文俳句を、...

かつて井上一夫がフレミングの遺族に差し止めを食らって、成しえなかった日本人作家による007後継小説、しかも上質サスペンスとして登場!こりゃもう快挙だ。正直、映画の007しか知らなくて「二度死ぬ」「黄金の銃」を読んだこともないような人はお呼びではない。あのボンドの詠んだ英文俳句を、タイガーが「二度死ぬ」で「字数が合わない」と翻訳を投げ出したのを、娘が「人生は 生きて死にして 二度かぎり」と575におさめた、この価値が分からない人間が読んで感想を書くなど言語道断。ホームズの大空白時代と同じ「ボンド洗脳時代」の謎の前後と、1963年の近代日本史と世界史を知るインテリにのみ通じる内容だ。この充実ぶり、徹底した読み込みと謎解き!ボンドとブロフェルドの干支の「犬猿の仲」と称するのも冴えてる。「孫大佐」以来、007パスティーシュとして最高峰。

Posted by ブクログ