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識神さまには視えている(1) 河童の三郎怪死事件 メディアワークス文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2024/11/25 |
JAN | 9784049156201 |
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識神さまには視えている(1)
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商品レビュー
3.5
3件のお客様レビュー
これだから近代日本が舞台の作品はやめられない。海の向こうから新たな文化を受け入れるというよりかは、かつてあったけど失われつつある伝統が描かれることも多いけれどそれもまた近代の一側面だよねと再認識。異能者や帝都の設定だけでもカッコいい。怪奇に相対するストーリーの端々にふと引っかかり...
これだから近代日本が舞台の作品はやめられない。海の向こうから新たな文化を受け入れるというよりかは、かつてあったけど失われつつある伝統が描かれることも多いけれどそれもまた近代の一側面だよねと再認識。異能者や帝都の設定だけでもカッコいい。怪奇に相対するストーリーの端々にふと引っかかりがあって真相を予想していく、けれど蓋を開けてみると予想外でありつつ納得のいく結果に。二重三重に楽しめた。連続刊行だから1巻でどこまで進むのかなと思ってたけどかなりエンジンかかってた。続きも楽しみ。
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とても面白かった。妖怪と鑑識ミステリーをうまく融合させていて、じょじょに明かされていくヒロインの設定も面白く、ほぼ一気読みでした。 次巻も期待しています!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
妖怪の死因を鑑識の技術で探るというアイディアは面白かった。 妖怪が普通に暮らしている世界設定だからこそか。 一方で、果たして妖怪に人間に対する鑑識技術が適応できるのかという疑問がどうしても付き纏った。 司法解剖による解釈が妖怪にもそのまま使えるのかという。 それにファンタジーな世界設定ながら明治を謳っているのに、キャラが現代語や現代知識、カタカナ語を使いだすとね……違和感が。 まあ彼女の場合は、それなりの理由があったからいいとしても、ネタバラシ前からそれをされると違和感凄くて萎えてしまって。 明治な世界観を壊している気がしたのだ。 個人的には彼女の正体をさっさと明かすか、最初から彼女視点ならそこまでの違和感を覚えなかったのにと思う。 あと総じてキャラ設定が軽く……鑑識ネタはしっかりしていたけども、キャラものとして「ライト」なノベルの印象だった。
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