1,800円以上の注文で送料無料

パンとペンの事件簿
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

パンとペンの事件簿

柳広司(著者)

追加する に追加する

パンとペンの事件簿

定価 ¥1,760

1,595 定価より165円(9%)おトク

獲得ポイント14P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2024/11/20
JAN 9784344043794

パンとペンの事件簿

¥1,595

商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/12/21

オーディブルで聴きました。 売文社って大正時代に実在していたということを知りびっくり。青鞜運動社のことも出てきて、女性はこのころから社会進出を頑張ってきたのね、と思う。令和になっても女性の進出はこんなもんかってことは、誰が悪いんだか。男か、政治家か、やはり女性自身か。というのは本...

オーディブルで聴きました。 売文社って大正時代に実在していたということを知りびっくり。青鞜運動社のことも出てきて、女性はこのころから社会進出を頑張ってきたのね、と思う。令和になっても女性の進出はこんなもんかってことは、誰が悪いんだか。男か、政治家か、やはり女性自身か。というのは本筋ではないが、とにかく、展開がお洒落、登場人物も魅力的。 こういう小説が好きになりたい。でも私はもっと下世話なミステリーに惹かれるのが少し悲しい。

Posted by ブクログ

2024/12/20

社会主義を謳うと投獄される。 そんなすごい時代に社会主義を謳う勇敢な人達の物語。 武器はペン。 何でペンかは読んでのお楽しみ。 時々シリアスでかなりクスッと笑える武勇伝。

Posted by ブクログ

2024/12/20

予備知識無しに読み始めた。 初めは若い職工と社会主義者を公言する売文社社長の境との話かと読み進めたが、戦前の世に社会主義者を謳う売文社という存在の危機感を感じないではいられなかった。 幸徳秋水と意を共にした境は常に警察に監視されていた中での、戦争景気で成り上がった業者と政治家の密...

予備知識無しに読み始めた。 初めは若い職工と社会主義者を公言する売文社社長の境との話かと読み進めたが、戦前の世に社会主義者を謳う売文社という存在の危機感を感じないではいられなかった。 幸徳秋水と意を共にした境は常に警察に監視されていた中での、戦争景気で成り上がった業者と政治家の密会や、悪徳移民ブローカーの摘発、売文社と社長の境に対する裁判など、物語は次第にエンターテイメント要素のある話に引き込まれていった。 実在の人物を取り上げた小説だけに、これから暗黒時代に入ろうとする事を暗示する結び方に、売文社や登場人物たちの行く末に不安を禁じ得なかった。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品