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パンとペンの事件簿
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2024/11/20 |
JAN | 9784344043794 |
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パンとペンの事件簿
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時は大正、天皇を弑する計画が立てられたとして社会主義者ら12名が処刑される「幸徳事件」が起き、社会主義者が極悪人扱いされていた頃、主人公かやくざ者に襲われて死にかけていたところを巷で話題の社会主義者が助けるところから物語は始まる。 未だに腫れ物扱いされる社会主義・社会主義者だが、...
時は大正、天皇を弑する計画が立てられたとして社会主義者ら12名が処刑される「幸徳事件」が起き、社会主義者が極悪人扱いされていた頃、主人公かやくざ者に襲われて死にかけていたところを巷で話題の社会主義者が助けるところから物語は始まる。 未だに腫れ物扱いされる社会主義・社会主義者だが、主人公を助けた売文社の社長・堺利彦が掲げる社会主義は、現在の私たちのイメージとは異なっている。 当初は怪訝な態度を取っていた主人公も、彼らと一緒に過ごしていくうちに「彼らがやろうとしている事の方が正しいのではないか」と心を変えていく 私も、社会情勢に応じて本気で社会の変革を目指していた当時の社会主義は悪くないのではないか、と本書を読んで思った 話は大正デモクラシーに差し掛かって締め括られる 最後は吉野作造が「民本主義」と訳したデモクラシーの達成・護持に向けて、民衆が自らの意思で立ち向かっていく希望をもたせる描写で感動した 浅学ながら知らなかったのだけど、本書に登場する社会主義者らと彼らの「拠り所」である売文社は実際に当時存在していたらしく、その点も踏まえて読むとまた一味違った感じを覚えるだろう
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労働環境の改善を工場主に訴えようと、従業員たちの代表に祭り上げられたぼくは、工場主が雇ったヤクザ者たちに半殺しにされて路地に放り込まれた。 倒れていたぼくを発見し、助けてくれたのが堺利彦(さかい としひこ)を代表とする「売文社(ばいぶんしゃ)」の面々だった。 堺は、うちで働けばい...
労働環境の改善を工場主に訴えようと、従業員たちの代表に祭り上げられたぼくは、工場主が雇ったヤクザ者たちに半殺しにされて路地に放り込まれた。 倒れていたぼくを発見し、助けてくれたのが堺利彦(さかい としひこ)を代表とする「売文社(ばいぶんしゃ)」の面々だった。 堺は、うちで働けばいいと、二階に住み込みの部屋も与えてくれた。 「売文社」は文章に関することなら一枚五十銭で何でも引き受ける。今度「人生相談、探偵調査」も引き受けたいと堺。 ぼくはそこで、戦争成金と政治家の癒着を暴く場面を見たり、暗号を解いたり、女装させられたり、そして生まれて初めて裁判の傍聴もした。 堺利彦(さかい としひこ)をはじめ、大杉栄(おおすぎ さかえ)、荒畑寒村(あらはた かんそん)など、売文社一味は、みな社会主義者たち。 世間で言われているような怖い人たちではなく、変わり者ではあるが、意外に普通で面白い人たちだ。 社会主義者には、一人に一人、専任の警官が監視に付く。警官が常に近くにいることを逆手に取って事件を解決してしまうところなども面白い。 ぼくにやっと新しい就職先が決まった時、これからの社会主義の担い手は君たちだよ、と堺に言われた。 金持ちだけがうまい汁を吸うのではない、労働者や小作人もみんなが望ましい社会に変えていく、それが本当の意味での社会主義なのだから。 大逆事件を扱った『太平洋食堂』の数年後を少し軽いタッチで描く。 しかし、この後も決して労働者や国民一般にとって軽い時代ではないのだが・・・ もしかしたら続編もあり? 「ぼく」には最後まで名前が与えられていなかった。
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著者初読み。 大正、昭和と好きな時代。 知らないことも多く、読後もにわか調べで歴史を再認識。 この時代をモチーフに、見事にミステリーを組み立てる策士。 今の時代だからこそ、この本を読むこと、時代を振り返ることへのメッセージが含まれているような気がする。 著者本、まずは「贋作...
著者初読み。 大正、昭和と好きな時代。 知らないことも多く、読後もにわか調べで歴史を再認識。 この時代をモチーフに、見事にミステリーを組み立てる策士。 今の時代だからこそ、この本を読むこと、時代を振り返ることへのメッセージが含まれているような気がする。 著者本、まずは「贋作『坊っちゃん』殺人事件」を読んでみよう。
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