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告発者(上) 新潮文庫
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告発者(上) 新潮文庫

ジョン・グリシャム(著者), 白石朗(訳者)

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告発者(上) 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2024/10/29
JAN 9784102409411

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2025/01/19

20245/1/19読了 今作の主人公は、不正行為を行っている判事を調査・告発する監査組織である司法審査会の職員、レイシー。カジノ利権に食い込むマフィアと結託して不正の数々を行っている悪徳判事の情報を得て調査を開始した早々に襲撃され、重傷を負ってしまう。カジノは先住民の居留地内に...

20245/1/19読了 今作の主人公は、不正行為を行っている判事を調査・告発する監査組織である司法審査会の職員、レイシー。カジノ利権に食い込むマフィアと結託して不正の数々を行っている悪徳判事の情報を得て調査を開始した早々に襲撃され、重傷を負ってしまう。カジノは先住民の居留地内に建設され、その収益で部族も経済的恩恵を受けており、当然のことながら、部族のトップはマフィアとズブズブの関係。内部告発にも期待できず、手掛かりに乏しい上、司法審査会は常時人手と予算不足に悩まされている等々、巨悪を前に状況は非常に不利。しかし、これをひっくり返してこそ、大いにスカッと出来るというものである。下巻の展開に期待。 ”戦力”差は圧倒的に不利なれど、レイシーは仲間には恵まれている。特に、兄のガンサー。普段は、周りを省みず我が道を突っ走る迷惑な存在だが、いざという時にはこういう人が頼りになるんだよね、という感じで良いキャラしてます。でも、『いざという時』はそうそう無いし、無いに越したことは無いしで、やっぱり皆んな迷惑なんだろうなぁ……。

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2025/01/16

州司法審査会という、州の判事らの不法行為を調査し告発する機関の調査員が主人公。州司法審査会は法執行機関ではないので、調査員は拳銃などは携行しないし、相手を逮捕することもできない。武器は法律と、罰則付きの文書提出令状だけ。 そんなところに、判事のどデカい不正行為の告発案件が持ち込...

州司法審査会という、州の判事らの不法行為を調査し告発する機関の調査員が主人公。州司法審査会は法執行機関ではないので、調査員は拳銃などは携行しないし、相手を逮捕することもできない。武器は法律と、罰則付きの文書提出令状だけ。 そんなところに、判事のどデカい不正行為の告発案件が持ち込まれます。 調査員は、調査を進めていきますが・・・ というところまでが上巻。法執行官(警官とか連邦捜査官とか)ではなく、法執行権限の無い司法審査会の調査官というところが、この物語の面白いところ。不正の背景には、反社会的組織が見え隠れするので、なんどもFBIに案件を委ねるという件が出てくるのですが、プライドからなのか、なかなかそうはならないと。 下巻で、どう調査が進むのか待ちきれません。

Posted by ブクログ

2025/01/06

フロリダ州、判事の不正を調べる司法審査会に告発がされた… 果たしてこの告発の真相は? #告発者 ■あらすじ アメリカはフロリダ州、裁判官の不正を調べる司法審査会の調査官レイシーに告発の情報が寄せられた。判事がマフィアと手を組み、都合がいい判決を出し、見返りに賄賂を受け取っている...

フロリダ州、判事の不正を調べる司法審査会に告発がされた… 果たしてこの告発の真相は? #告発者 ■あらすじ アメリカはフロリダ州、裁判官の不正を調べる司法審査会の調査官レイシーに告発の情報が寄せられた。判事がマフィアと手を組み、都合がいい判決を出し、見返りに賄賂を受け取っているという。 彼女は同僚ヒューゴーと共に調査を始めると、先住民の経営するカジノとの関係が浮き彫りになっていく… 果たしてこの告発の真相は? ■きっと読みたくなるレビュー いやー、シブイっ! じっくり読める良い作品でした。 判事の不正を調べる調査官という、あまり聞かない役人が主人公なんですが、これがイイ味出してるんすよ。スーパーマン的な主人公ではなくて、あくまでひとりの役人でしかないというのがポイント。 とあるひとりの告発から、丁寧、着実、コツコツと捜査を進めていく。正直、ほとんど派手な展開がありません。警察ではないので、ドンパチや逮捕劇があるわけではなく、ひたすら聞き取り、調査、根回しで物語が展開していく。この地味さがジワジワきていいんすよね~ 出てくる登場人物もやたらリアルなんすよ。告発者とその仲間、同僚の調査官、そして原住民と悪党たち。みんなそれぞれの都合で行動するのですが、特に悪者の残虐さや利権に巣食う意地汚さが淡々と描かれるのが印象的でした。 イチ推しキャラは調査官レイシーのお兄ちゃんガンサーですよ。何この人、超ウザいんだけどーって思ってたら、実は妹想いのめっちゃいい人。本作で唯一人間味が露骨に出てる人で愛せるのよね。 レビューの続きは下巻にて https://booklog.jp/users/autumn522aki/archives/1/4102409424

Posted by ブクログ