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ネット怪談の民俗学 増殖する恐怖 ハヤカワ新書033
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ネット怪談の民俗学 増殖する恐怖 ハヤカワ新書033

廣田龍平(著者)

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ネット怪談の民俗学 増殖する恐怖 ハヤカワ新書033

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2024/10/23
JAN 9784153400337

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ネット怪談の民俗学

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商品レビュー

3.9

73件のお客様レビュー

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2026/03/06

自身も知っているような、ネットで生まれて構築されてきたネット怪談を民俗学の視点からマジレスしていくのが面白い。 階段の体験の種類や、分類について知ることができたし、ネットの特性が良くも悪くも生まれたもののその後に影響を与えていると分かり、とても興味深かった。 紹介されていた都市伝...

自身も知っているような、ネットで生まれて構築されてきたネット怪談を民俗学の視点からマジレスしていくのが面白い。 階段の体験の種類や、分類について知ることができたし、ネットの特性が良くも悪くも生まれたもののその後に影響を与えていると分かり、とても興味深かった。 紹介されていた都市伝説や怪談をちょくちょく調べながら読んだから時間はかかったけど、最後まで面白く読めた。

Posted by ブクログ

2026/02/25

平成初期に生まれた年代の人には、懐かしい話が多かったです。「インターネット老人会」として、こんなことあったよねとか、こんな怖い話あったよねとかしばしば話題になる事もあります。それが、民俗学として私達も寄与しているんだなと、実感する本でした。

Posted by ブクログ

2026/02/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

およそ20年くらい、俺幻想文学プロパーだから、と肩肘張って若干避けていたジャンルを、映画や配信や動画やで楽しめるようになって、その通史、というか、とっちらかったあれこれをまとめたい、と考えていたところに、本書。 総論と個別具体論が、それぞれ過不足ない、良書。 具体例を通じて一般論を知る、と、学と愉、と、どちらも面白い。 割と、アメリカではこういう概念(といっても、アメリカでは「伝説」という概念が日本語とは結構違うらしいので、直結はしづらそうだけれど)があるけれど日本語にはまだなかなか、という紹介になっているのも、面白い。 たとえば、 無名性。作者の有無。2ちゃんねるならではの、名無し。→共同構築。 オステンション(やってみた)と、逆行的オステンション。 クリーピーパスタ ← コピー・アンド・ペースト (スレンダーマンとか、ジェフ・ザ・キラーとか) また、ネットが一回り(どころか二回りくらいして)して、ノスタルジーの対象になった。 原典は長大だったり失われたりしていても、まとめサイトとか解説動画で概要を把握できろうになって。 郷愁と不穏との同居→バックルームとか、リミナルスペースとか。 ホラー作家梨氏との対談 https://www.youtube.com/watch?v=F3WOj0GQ8fE も、よかった。 @ 空前のホラーブーム、その源流がここにある。 ネット怪談はどのように発生し、伝播するのか。きさらぎ駅、くねくね、リミナルスペース……ネット民たちを震え上がらせた怪異の数々を「共同構築」「異界」「オステンション(やってみた)」など民俗学の概念から精緻に分析、「恐怖」の最新形を明らかにする まえがき 第1章 ネット怪談と民俗学  共同構築としてのネット怪談──きさらぎ駅 民俗学とはどのような学問か 画像から生まれる── スレンダーマン アメリカ民俗学の「伝説」概念 ネット怪談はネタなのか──「怪談」と「ホラー」 平成令和怪談略史 第2章 共同構築の過程を追う 二〇〇〇年代初頭までの状況 心霊スポットから怪村へ 2ちゃんねる── 多種多様な怪談の展開 ネット怪談と田舎と民俗学 台湾の「赤い封筒」と因習系の衰退? 第3章 異世界に行く方法 異界と異世界 異世界を考察する 異世界に行ってみる 現実感のありか 第4章 ネット怪談の生態系──掲示板文化の変遷と再媒介化 怪談サイトの生態系 インターネットを、日本を越える ネット怪談の特徴を逆手に取る──記録は消えても記憶は残る 話者としてのインターネット老人会 第5章 目で見る恐怖──画像怪談と動画配信 超常的イメージのメディア クリックベイト 逆行的オステンション 怖いことをするのを見る──心霊スポットと実況配信 第6章 アナログとAI──二〇二〇年代のネット怪談 古い映像、記憶に残る映像 バックルームの始まり バックルームの展開 恐怖に物語はいらない? あとがき 注 参考文献  怪談索引

Posted by ブクログ