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日本映画の「働き方改革」 現場からの問題提起 平凡社新書1069
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 平凡社 |
| 発売年月日 | 2024/10/21 |
| JAN | 9784582860696 |
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日本映画の「働き方改革」
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
とにかく金がかかる世界である事は分かった。私事ではあるが2001年頃知人がテレビ局のADになって1年くらいで若禿と化した姿を見ると世界は違えど過酷さが伝わる。 良いものを作ろうとするとキリがなくなるので労働時間が長くなるのは致し方ないが、やはり疲弊はするだろうし、パワハラまでいか...
とにかく金がかかる世界である事は分かった。私事ではあるが2001年頃知人がテレビ局のADになって1年くらいで若禿と化した姿を見ると世界は違えど過酷さが伝わる。 良いものを作ろうとするとキリがなくなるので労働時間が長くなるのは致し方ないが、やはり疲弊はするだろうし、パワハラまでいかないとしても精神的にも擦り減るだろう。そんな中で韓国の映画界は改善に向けて動いており、しかも質の高い作品が提供されている。日本映画界は変われるかねぇと暗澹たる気持ちになる。
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筆者自身がおかれた労働環境の暴露的なスキャンダラスな要素はそれほど多くなく、予算規模の大きさで他のコンテンツメディアと一線を画する映画産業が持続的に成り立つために何が必要で、行政などの文化支援がどう形成されてきたかを他国との比較を通して一般の消費者側にも噛み砕くことができるように...
筆者自身がおかれた労働環境の暴露的なスキャンダラスな要素はそれほど多くなく、予算規模の大きさで他のコンテンツメディアと一線を画する映画産業が持続的に成り立つために何が必要で、行政などの文化支援がどう形成されてきたかを他国との比較を通して一般の消費者側にも噛み砕くことができるように説明が尽くされていた。 教養を掲げて映画を取り上げる書籍に比べると、個別の題材よりも映画というメディアを考察することに興味がある自分には向いていると感じられもした。「工場の出口」についてなど、映画研究の一端でしかないだろうが学びがある。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
日本の撮影現場の過酷さ、その状態が何故ここまで続いているのか?一方で海外の現場や国の施策はどうなのか、など知らないことばかりで、とても勉強になった。深田さんが実際に行っているメディアリテラシーについての授業内容も面白かったし、この本をこれから業界を目指す学生も是非読んだら良いと思う。私も学生時代にこういうこと、教えてほしかったなぁ... 「芸術に向かう個々人のモチベーションは千差万別でいい。私たちはただ、それらが千差万別のままでいられる環境を整備し、規制なく社会へと開かれること、それだけがただ結果として芸術の公共的価値を高め、民主主義の破綻を防ぎ成熟へと貢献させるのである」
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