1,800円以上の注文で送料無料

真珠王の娘
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍

真珠王の娘

藤本ひとみ(著者)

追加する に追加する

真珠王の娘

定価 ¥2,640

2,475 定価より165円(6%)おトク

獲得ポイント22P

在庫わずか ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

11/29(金)~12/4(水)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2024/10/17
JAN 9784065372890

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

11/29(金)~12/4(水)

真珠王の娘

¥2,475

在庫わずか
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

0

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/10/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

親を亡くし後ろ盾もない一人の少女がしなやかに強かに、自分の信念に従い自分の力で生きる道を切り開いていく。 「戦争」という理不尽の塊の中で、真珠細工師になるという夢を叶えるため猪のように突き進む冬美。 冬美、早川薫、火崎剣介。三人のそれぞれに一途な思いが綾なす物語に震えるような思いでページをめくり続ける。 女は男の補助的仕事をしていればいい、表に立つことなく男を立てることこそ美徳、という時代に男だけの仕事に風穴を開け閃きと根気で誰もを納得させ説き伏せていく美冬に心から拍手を送りたくなる。けれど、女が家庭と仕事を両立していく困難を、どうしても思わずにいられない。それは令和の今も変わらず横たわる問題だ。 戦時中にも営業を止めなかった帝国真珠の、漂泊と染色の技術。捨ててしまっていた傷や汚れの付いた真珠に新しい命を吹き込む。それを思いつき試行 錯誤しながら会社の新たな事業にまで展開していった少女たちの潜在的力にほれぼれする。 戦争が、偏狭なしきたりが、凝り固まった思考が奪っていった多くの宝もの。 そこに可能性という光を掲げ続けた冬美のこれからの物語も読んでみたい。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品