アイアムハウス

由野寿和(著者)

• 販売会社／発売会社: 幻冬舎メディアコンサルティング/幻冬舎
• 発売年月日: 2024/09/30
• JAN: 9784344949225

商品レビュー

2024/11/04

序盤は様々な謎が生まれては絡み合い、中盤にかけて徐々に解かれていく。そして終盤はこれまでの伏線が次々と回収される展開に圧巻され、その内容の生々しさに憂鬱とさせられながらも感動あり。
まさにジェットコースターに乗せられ、乗り終えた後の爽快感と心地よい疲労感。ページをめくる手が止まらなかったのです。！

奇妙なタイトルにもちゃんと意味があり、その意味が分かった時は衝撃的でした。各キャラクターの個性も相まって、良質なエンターテイメント小説としてもレベルが高いと感じました。

前述した各キャラを深掘りするならば、それぞれ個性がしっかりと立った上で、特に本作の主人公の刑事が他の誰にも負けない個性を持っているところが、作品の軸を壊さずポイントが高いと思います！
主人公である深瀬は、「死神」の二つ名がつくようなその風貌、意外な過去、怪しい言動もぼちぼち。自分語りが少ない点に、私は魅力を感じました。

時に書籍の映像化は失敗に終わることも多いですが、エンタメ✕ドラマチック✕シリアスが一変に味わえる本作は映像化しても面白そう、と個人的には思いました！

2024/11/03

評価が高かったので読みましたが…
結局わかったような、よーわからんような。
ちょっと無理のある展開なような…

2024/11/01

#読書記録

#アイアムハウス
#由野寿和

同時期発売の#禁忌の子 の話題の陰で目立たないけれど、こちらも素晴らしい秀作。
死神と呼ばれ異能を持つとされる刑事深瀬が、高級住宅街で16年前から続く連続殺人を追う。最後の謎解きが胸を打つ。次作を匂わせるラスト。深瀬の闘いはまだまだ続くようだよ。

#読書好きな人と繋がりたい
#読了
#ミステリ