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東大ファッション論集中講義 ちくまプリマー新書467
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2024/09/11 |
| JAN | 9784480684936 |
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東大ファッション論集中講義
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商品レビュー
3.7
49件のお客様レビュー
ファッションを学問として扱うという発想自体が新鮮だった。これまでファッションは「流行」や「服装の好み」の話だと思っていたが、本書では芸術・社会・身体・労働・ジェンダー・産業史など多方面から分析されており、単なる衣服論ではないことに驚かされた。 特に印象的だったのは、「服は身体を...
ファッションを学問として扱うという発想自体が新鮮だった。これまでファッションは「流行」や「服装の好み」の話だと思っていたが、本書では芸術・社会・身体・労働・ジェンダー・産業史など多方面から分析されており、単なる衣服論ではないことに驚かされた。 特に印象的だったのは、「服は身体を包むもの」という原点から、母胎に包まれていた感覚と衣服を結びつけていた点である。また、ファッションが「模倣」と「自己表現」という矛盾を抱えながら成立しているという指摘も面白かった。自分は普段、服を個性表現というより社会に違和感なく溶け込むためのものと考えているが、その価値観自体が近代以降の男性服の歴史と結びついていることも興味深かった。 フランス革命後、男性服が簡素化し「外見より能力や身体を鍛えること」が重視されるようになった流れは、自分の感覚ともかなり近い。一方で女性は長く「見られる身体」を求められ、コルセットなど身体を服に合わせる文化が続いてきた。しかし現代でも骨格診断やダイエットなど、「服に合う身体を作る」という構造は残っていると感じた。 また、シャネルが「女性に活動してほしい」という思想のもと、機能性を重視した服を作っていたことも印象に残った。ファッションは単なる装飾ではなく、その時代の女性観や社会変化と深く結びついている。 さらに、縫製労働やファストファッションの問題にも考えさせられた。服作りを担う女性労働が「誰でもできる仕事」とみなされ低賃金になっている構造は、家事育児労働とも似ているように感じた。安価な服を求める現代社会の裏側に、見えづらい労働問題が存在していることも強く意識させられた。 日本と欧米でファッション研究の方向性が異なる点も興味深い。欧米では美術・自己表現として、日本では洋装化やもんぺのような実用性・生活文化として捉えられてきた背景があり、日本では「服=生活の道具」という感覚が強いのかもしれない。
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ファッション論がこうして東大で語られているなんてのはとんでもないことなんだ。ファッションの根源を知れたのはファッション業界で生きていく私にとって必要なことだった。私の人生にファッションの歴史を辿って知れる機会があってよかった。
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人はなぜ衣服を着るのか。なぜ装飾をするのか。衣服の形状やデザインなぜ時代とともに移りゆくのか。 古代から現代に至る、人と衣服の関係の歴史から紐解きながら読むのが面白かった。
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