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終着点 創元推理文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2024/08/22 |
| JAN | 9784488190095 |
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商品レビュー
3.4
14件のお客様レビュー
主人公は女性2人。訳あって、死体遺棄をするが、その2人の目線で、現在と過去が、入れ替わりで語られていく。結果、最後は、大きな裏切りもあるのだが、そこまでが非常に長かった。我慢強く読まねばって感じ。
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試み自体は評価できる。 ただ、意外性はあまり感じられなかった。詳細が次第にわかってきたものの、想定の範囲内というか……。 イギリスものは好きだが、この手の倒叙(っぽい)ものはあまり好きではないということが実感できた。
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とある集合住宅の一室で、一人の男性の死体を前に向かい合う二人の女性。 なぜ、何があったのか? そこから、若いエラの視点では過去へと話が遡り、年上のモリーの視点では、未来へと話が進んでいきます。 凝った構成で、緊密な展開。 二人は、社会運動家。 集合住宅の取り壊しによる立ち退き...
とある集合住宅の一室で、一人の男性の死体を前に向かい合う二人の女性。 なぜ、何があったのか? そこから、若いエラの視点では過去へと話が遡り、年上のモリーの視点では、未来へと話が進んでいきます。 凝った構成で、緊密な展開。 二人は、社会運動家。 集合住宅の取り壊しによる立ち退きに抗議して、住民に協力しています。 高層ビルが既に目の前で建築中という状態なので、諦めて出ていった人も増えてきました。 若いエラは、成り行きで反対運動のシンボルのようになっていたのですが… モリーは、長年様々な運動に携わってきましたが、年齢的な衰えを感じ、悩んでもいます。 この件で知り合ったエラには、力になりたい感情を抱くのですが? パワフルで魅力がある、若い女性はどこへ向かうのか。 イギリスの社会運動の現実にも触れる、辛口な内容。 誰にでもオススメというのではないけれど~ 読みごたえはありました☆
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